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ワルトトイフェルの「スケートをする人々」 カラヤン/フィルハーモニア管

寒い日が続きます。来週後半からは春めくとの予報もありますが、ここ数日は我慢のようです。特に北国は大変そうです。雪国からコメントを下さる方もおいでます。お見舞い申し上げます。

温暖な伊予西条でも薄氷が張ります。ああ、もっと凍ると滑れそうやなぁ・・・・。
スケートでも・・・・となると、「スケーターズ・ワルツ」であります。
小学校の音楽鑑賞で聴き、給食の時間に流れる音楽でありました。

埼玉県南西部、もう東京都西多摩郡に近い、ド田舎の小学校で僕は育ちました。給食の時間に流れる音楽は、くるみ割り人形、金と銀、金婚式そして「スケーターズ・ワルツ」。子供向けのクラシック音楽でありました。
懐かしいなぁ。さすがに脱脂粉乳は低学年の一時だったが(あとはテトラパックだったか)、まずい2枚の食パンに、冬になると冷たく塗りにくい銀紙包みのマーガリン、そして先割れスプーン・・・。美味しかった記憶がないので、きっと不味かったんだろうなぁ・・・。しかし、音楽はよく覚えているのであります。そして、僕はオヤジになった今も、それらの音楽がが大好きなのであります。

よし、スケーターズ・ワルツを聴こう。
この頃は、「スケートをする人々」になっているようですが、僕には「スケーターズ・ワルツ」の方がしっくりくるなぁ。

というわけで・・・・。
ワルトトイフェルの「スケートをする人々」。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管の演奏。
1953年7月、ロンドンのキングズウェイホールでの録音。
EMIのカラヤン・コンプリートBOX1からの1枚。

デニス・ブレインのホルン!
何と純粋でふくよかで、甘く響くホルン!朗々と、上品に鳴り渡るホルン!
これを聴けるだけでも、このディスクの値打ちありと見た。
テンポも遅く、大変ゆったり。情感が盛り上がって、美しく広がってゆく、ああ、夢見るようなホルン。

そして主部が始まると、快速なテンポへ。カラヤンの指揮は、もうこの頃からすでに流麗であって、快適なスケートが進んでゆく。大変心地よいワルツ。
フィルハーモニア管の響きも上質で、弦楽セクションなどアンサンブルも良いし、柔らかな響きもイイ。木管群も美しい音で応じている。

でも、やはり、これホルンがエエなぁ。まこと、デニス・ブレインは不世出のホルン奏者でありました。

録音はモノラル。左右への広がりはないものの、十分に美しいです。
55年も昔と思えば(昭和28年でっせ!ワタクシの生まれる遙か前です)、何とスゴイもんでしょう。歴史的な録音を家庭で気軽に楽しめる、何と幸福な時代に自分は生きているのか・・・と思います。スゴイもんです。

結局、今日はデニス・ブレインの序奏部を含め、3回もワルツを滑ったのでありました。


AUTHOR: ひろはや DATE: 02/15/2008 06:52:21 おはようございます。
カラヤンのEMIコンプリートBOXは、何が入っているのか聴くのが本当に楽しみです。
一通り聴くために、CD1から聴き始めているのですが、今日は禁を破って、CD39にあるワルトトイフェルの「スケートをする人々」を聴いてみました。何と懐かしい曲か。感激です!!
CD39は、この曲の他にもシベリウス、シャブリエ、ヴェルディ、リスト等々のオーケストラ小品集となっていて、楽しくてワクワクしますね。
ただ、通勤途上で聴きたいと思ってipodに取り込もうとしましたが、録音データが表示されないので、止めました。休日にでも自分でデータを打ち込もうと思います。手間ですねぇ・・。でも贅沢な悩みか・・・。
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コメント

おはようございます。
いや~寒いです。寒さに負けずにオープンで走り回ってます。
カラヤンによるEMI盤の小品集のCDが一枚手元にあります。
「アイネ・クラオネ・・・」「水上の音楽」「舞踏への勧誘」等が収録されています。「スケーターズ・ワルツ」も入っていますがフィルハーモニア管弦楽団でも1961年のステレオ録音です。
これは20年ほど前にモーツァルトが聴きたくて購入したものですが全曲気に入って仕事場でもよく聴いています。
根気がなくなったので全集は無理、これ一枚で我慢です(^^ゞ

カラヤン・コンプリートBOXをお持ちですか。凄いですね。フィルハーモニアやウィーン・フィルの颯爽としたカラヤンが大好きです。スケーターズ・ワルツは'61年のステレオ録音の方をLPで持っています。これもまた空前絶後のスケーターズ・ワルツですね。

カートリッジのスペアを買い求めました。mozart様ご推奨のAT-15Ea/Gです。これ、響きがいいですね。多少難のあるLPでも、アラが目立たないので心地よく聴けます。気に入りました。ありがとうございました。

妙に昔懐かしい曲名です。「女学生」とかもありましたね。
私の青春の走り、クラシックに目覚める頃によく耳にした曲。
中3後半で、小学2年以来初めて女子生徒と机を並べた頃です。
もしかしてカラヤンの演奏だったか???
今、いい音で聴けばどんな感じ・・・?

>鞍馬天狗 様
こんばんは。いつもお世話になります。コメント感謝です。
カラヤンが死んでから、クラシックCDの売り上げは落ち込んでいるようですね。ホンマに、カラヤンこそドル箱スターでした。「カラヤンが録音した」というだけで名曲になってしまった曲も多かったようですものね。
この「スケーターズ・ワルツ」なども実に巧いと思います。聴かせどころを心得ているというか、聴き手の心をくすぐるというか、いや、ホンマに参ります。芸の細かさ、全くその通りですね。

あ、ワタクシ、巨人ファンです。スミマセン、「巨人、大鵬、卵焼き」の世代です。申し訳ありません。

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。感謝です。
なんと、この寒さの中、オープンですか!スゴイです。参りました。拍手です(・・||||rパンパンッ
さて、カラヤン&フィルハーモニア管の小品集、良かったです。このコンプリートBOXにはステレオ録音の方も入っているようです。
アイネ・クライネに、水上の音楽、舞踏への勧誘・・・・・・カラヤンの独壇場ですね。ホンマに巧いなぁと思います。
仕事場で流したら、能率が上がるでしょうね(^.^)

>hiromk35 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
カラヤンのコンプリートBOX2つ、ボツボツ聴いているんですが、どうも全部は聴ききれないような気がします。オペラなど沢山あって聴くのも大変です。オケ篇は、楽しく聴けそうです。「スケーターズ・ワルツ」、エエですね。ステレオ録音の方も絶品でした。

テクニカのAT-15Ea/G、気に入っていただいて良かったです。VM型で、大らかに鳴るカートリッジと思います。繊細な美しさはMC型に及ばない感じもしますが、録音の善し悪しを選ばず、音楽を心地よく聴かせてくれるカートリッジだなぁと思います。特にCBSソニーのセル&クリーヴランド管のLPは、MCではうまく鳴らないので、このカートリッジが最も相性が良いようです。

>丘 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
ワルトトイフェルには、そうそう、「女学生」なんてワルツもありましたね。名前が素晴らしいです。女学生!きょうび、女学生なんて言葉、聞かなくなりましたね。だいたい、女学生と呼べるような品の良いお嬢さん、なかなか見受けません。世の中、変わりました。
昔は、美しい女学生、沢山いたんですが・・・・・・。

さて、カラヤンの「女学生」があったか、ブックレット、調べてみます。
入っていなかったような気がします・・・・。

「スケート・・・」は、一足早く、国内廉価盤にて聴いてましたが、これを含むプロムナード・コンサートは、本当に素晴らしいと思います。
フィルハーモニア時代のカラヤンは、それほど知らないので、このセットは聴き進むのがとても楽しみです。
あ~、時間がいっぱい欲しいですね。

ところで、ブレインと言えば、「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(モノ録音)でパイプオルガンを弾いてて、私は、あの演奏を聴くときはいつもオルガンの音に耳が行ってしまうのです。もう聴かれましたか?

>このカートリッジが最も相性が良いようです。
たしかに・・・・。
AT-15Ea/G+タンノイ・ターンベリーは「心地よい響き同士」の組み合わせで、相性抜群ですね。ご機嫌よく鳴ってくれています。

こんばんは。
明日も寒くなりそうですね。

D.ブレインの本がありましたね。
奇跡のホルンだったでしょうか。
その本の最後に彼が録音した曲が網羅されていました。
フィルハーモニアとロイヤルフィル、
二つのオケの首席を掛け持ちできたのは彼だからでしょうね。

給食美味しくなかったですね。
食べれない時は昼休みになっても食べさされてました。

こんばんは。小学生時代_私が印象に残っているのは、ワルツでは「金と銀」、給食の時間では「白鳥」です。でもなぜかやがて音楽の興味はポップスへ。今の時代もそうなのかな。皆がクラシック音楽にもっと接する機会があれば、キレる子供も減るような気がするのですが。それにしても「する人々」だの「こう語った」だの、交響曲の番号の変更だの、一般のクラシック・ファンが長年馴染んだ認識を逆撫でするような押し付けは、いい加減止めてもらいたいですよね。さて、大戦の傷も癒え、人類が未来へ希望を募らせると同時に、早くも冷戦の影が忍び寄って来た50年代_新時代の旗手として颯爽と登場(復帰?)したカラヤンが、POと残した録音をどう捉えればいいのかは、興味深い問題です(続く)。

こんばんは、寒気団が居座っているようで寒い1週間でした。
『スケーターズ・ワルツ』、昔友人たちと行ったリンクを思い出します。そこでエンドレスで流れていたように・・・憶えています。
カラヤンは、何を演奏しても凄いですね。小作品から『指輪』どれを聴いてもカラヤン色満載です。
それにしても、この全集凄いですね。内容が濃い!
枚数も破格ですが、1枚あたりの価格も破格。この全集があれば、へたな名曲集は・・・。収録曲を見れば見るほど、カラヤンの凄さが伝わります。

私が思うに、清新かつ享楽的な雰囲気はオペラに、真摯で熱っぽい表現は管弦楽に、色濃く反映されているように感じます。前者では、優れた歌手たちとの共同作業の悦びが、奇跡的にステレオで残された「ばらの騎士」、「ファルスタッフ」、「荘厳ミサ」で頂点を極め、後者ではロッシーニの序曲集でさえ緊張感をみなぎらせ、不安で混沌とした時代に決然と立ち向かう心意気が滲み出ています。激動の時代_やがて世界を覆い、深く根付いてゆく冷戦の影は、人々の目を現実から背けさせ、表面的な享楽へと走らせることになるのですが、60年代前半のVPOとのデッカ録音は、そんな風潮に対するカラヤンの最後の抵抗であり、集大成であったように思えるのです。続きは改めて。ではまた。

こんばんは。
カラヤン/フィルハーモニアの演奏は、家内が持参した名曲全集の中に何曲かあるはず。
たぶん、モーツァルトの交響曲だったと思います。

最近行きつけの中古レコード店に大量のバーゲンLPが放出されていて、ちょこちょこ買ってきてます。
中でも良かったのは、ブーレーズ/クリーブランドのドビュッシー「映像」(CBS)、ラベック姉妹のバルトーク「2台のピアノ打楽器のためのソナタ」(エラート)。

ブーレーズはCBS時代の演奏の方が好きで、最近は見つけるたびに買ってます。
このドビュッシーはあの「春の祭典」の2年前の録音で素晴らしい切れ味。
ラベック姉妹のバルトークは、1970年代のアナログで凄まじい優秀録音。
両方ともCDではあまり見かけないアルバムです。
そうそう、ストコフスキーのシベリウスも買ってきましたよ。

>親父りゅう 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
カラヤンのボックス、特にフィルハーモニア管との演奏は、今まで殆ど聴いたことがなかったので、楽しみです。
ホンマ、時間が沢山欲しいです。

ところで、、「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲なんですが、このボックスにはステレオ録音(1959年録音)しか入っていないようなんです。ブックレットを探したんですが、デニス・ブレインがホルンを吹いているモノラル録音が、見つかりません。りゅうさん、見つかりましたか?
入っているようでしたら、教えて下さい。是非、そのホルンは聴いてみたいんです(^.^)

>hiromk35 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
テクニカのカートリッジ、タンノイのターンベリーと、ええ、よく合いますね。
LPをのんびり長時間聴くのに、疲れずに、心地よく聴けると思っています。僕も休日はLPを聴きたくなりました(^.^)

>hsm 様
おはようございます。毎日ホンマに寒いですね。コメントを有り難うございました。
デニス・ブレインの本があるんでしたか。奇跡のホルン、入手できれば読んでみたいです。それにしてもフィルハーモニア管にロイヤル・フィルの首席を兼ねるんですから、スゴイですよね。デニス・ブレインにしか出来ない芸当でしょうね。

僕が子供の頃の給食は、殆ど食パンでした、不味かったなぁ・・・・。
旨かった思い出がありません(^^ゞ

>shibera 様
おはようございます。いつもお世話になります。給食の時間の音楽が、僕のクラシック音楽体験の原点でした。おかげで、あまりキレない子供になれました。それにしても「スケーターズ・ワルツ」であって欲しいですね。ご賛同いただけて嬉しいです。
さて、カラヤン&フィルハーモニア管のオペラ、これから聴いていこうと思うんですが、素晴らしいラインナップなんです。おっしゃるように、ばらの騎士・ファルスタッフ、垂涎ものです。荘厳ミサ曲も楽しみです。当時は冷戦の時代・・・・shiberaさんに言われて初めて気づきました。そうです、そうです、当時は東西冷戦の真っ最中、核の恐怖がのしかかる時代でした。ああ、そんなことを想いながら、往時を偲んで聴きたいと思います。
有り難うございました。

>あるべりっひ 様
おはようございます。いつもお世話になります。感謝です。
カラヤンのEMIコンプリートBOX、曲目がスゴイです。オケ篇など、おおかたの名曲が揃ってしまいます。特に小品集など、名演揃いで聴いていて実に楽しいです。「水上の音楽」なども良かったです。ふくよかで優雅で、オシャレで時に妖艶。小品集の楽しさを満喫してます。
オペラ篇はこれからボツボツ聴いていこうと思うんですが、こちらも名曲のオンパレードで、こっちの方こそ激安破格かもしれません。ワーグナーとドビュッシー、R・シュトラウスが手薄だったので、これで結構揃いました・・・・・・って、時間が欲しいです。聴く時間が不足してます・・・・・(^^ゞ

寒い一週間でした。僕もそうなんですが、風邪に気をつけましょう(^.^)

>Summy 様
おはようございます。いつもお世話になります。
奥さんが名曲全集をお持ちだったというのがエエですね。音楽好きの奥さんがいらっしゃるのは、強い後方援護ですよね。
さて、LP、沢山買ってますね。ブーレーズのドビュッシーはCDでしか聴いたことがないんですが、CBSソニーのはヒスノイズが耳につきます。演奏は、旧盤の方が面白いようですね。
ラベック姉妹のエラート盤、未聴です。そうですか、強烈ですか。聴いてみたいです・・・・・。

ところで、LPを買い始めると置き場に困りませんか?僕がLPを買わなくなったのは、置き場問題でして・・・・・・(^^ゞ

いつもお世話になります。
そう、mozart1889さん、巨人ファンなんですよね。私の仕事の取引先に、V9時代の控の捕手だった人がいて(名前までは勘弁)、時々当時の裏話を教えて頂いたりして、勉強させて頂いております。
また、私は巨人ファンではありませんが、東京ドームには仕事の同僚と、昨年も5回ほど、公式戦を観戦しに行っています。
私は、コンサートも、野球も、サッカーも、プレーヤーの視点で見ることが、非常に大事だと考えています。
草野球や草サッカー?をやっていた人と同じように、音楽も、ヘタでもいいから主体的に参加する事によって、見える(聞こえる)世界が激変します。
mozart1889さん、今からでも、何か楽器をやってみませんか?

ブレインがオルガンを弾く「カヴァレリア」は第2巻のCD22に入ってますよ。オケ曲でもオペラ関連の一部はこっちに入っているんですねぇ。ちょいと、まぎわらしい・・・。

mozart1889さん、こんにちは
たくさん書き込みがありますが、ワタシも参加させてください。

この音源、ワタシがものごごろつく前から17cmLPで我が家にありましたよ。小学生のころから何回も聴いた…、お決まりの擬似ステレオですね。

あと同じくカラヤン/フォルハーモニアの17cmLPで、「時の踊り」とか「天国と地獄」とか入ったのも良く覚えています。
昔は大事に聴いていたもんですね。

懐かしいです…。
またおつきあいください。

>鞍馬天狗 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
東京ドーム以前、後楽園球場にはよく行きました。学生の頃は、のんびりと当日券で観に行っておりました。
四国に住んでから、ドームが出来ましたので、数回は行きましたがしょっちゅうというわけにはいきません。都会の方はエエですね(^.^)

楽器のお誘い、有り難うございます。これ以上、趣味を広げると仕事に支障が出そうです。クラシック音楽を聴いて、ブログを書いて、ジョギングしながら読書して映画を観てパチンコもします。
いやぁ・・・・・楽器は、時々スナックのお姉ちゃんとデュエットして褒めてもらえる、この自慢の「喉」だけで、十分かなぁと・・・・(^^ゞ 恐縮です。

>親父りゅう 様
おはようございます。有り難うございました。発見しました。
第2巻のCD22,聴きました。
ブレインがオルガンを弾いている・・・・・というだけで、オルガンに耳を澄ませておりました。素晴らしい、演奏でした。
カラヤンは巧いなぁ・・・・・・と改めて感心しています。

>にこらす 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
17cmLP!懐かしいですね。そのサイズのLP、ありましたねぇ・・・・。
我が家はクラシック音楽を聴く家庭ではなく、三波春夫に村田英雄、美空ひばりでありましたが・・・・・。
さて、「時の踊り」とか「天国と地獄」も、カラヤン&フィルハーモニア管の演奏で、このボックスには入っておりますね。ホンマにカラヤンは巧いもんだなぁと思います。感心しきりです。
音は貧しいんです。でも、演奏は豊かです。聴いていると、こちらの心まで豊かに広がってゆくようです。

こんにちは。カラヤンの録音史、60年代前半は、ヨーロッパ楽壇の主要ポストを独占し、まさに「帝王」でした。中でもVPOとのデッカ録音は、外面の流麗さと内面の真摯な情熱が高次元で一体となった、壮年期のカラヤンの集大成的記念碑と言えるでしょう。一方でBPOともDGに録音を開始したわけですが、こちらの方は私が感じるに「冷戦仕様」への転換を意図していたのではないか_つまり世界の現実に無力感を抱き始めた人々の興味が、日常的享楽_ポピュラー音楽へと傾斜してゆくのに合わせ、演奏スタイルの変更を模索するカラヤンの姿が垣間見えるのです。そんな時期に出現したのがあの4人組_そう、音楽界の覇権はカラヤンからビートルズへと移ったのです(続く)。

無論カラヤンはその時期も精力的に音楽活動を続けていたわけですが、演奏自体はより外面的_冷戦の現実を波風立てることなく素直に受け止め、オケの完璧な技術と音質を武器に楽曲をいかに美しく磨き上げるかに重点を置くようになってきます。有り余る戦力を現実行使するのではなくモニターに映るキノコ雲を見つめる冷徹な司令官_アンチ派はそんなカラヤンを批判するのでしょうが。ただ70年代、EMIとの再録音の方は、かつての「現場の軍団長」としてのカラヤンを彷彿させる演奏が揃っているように感じられます。少し後のDG録音と比較しても、その違いは明らかです。続きは改めて。ではまた。

>shibera 様
こんにちは。コメント感謝です。なるほど、カラヤンのDG盤は冷戦仕様ですか。確かに表面を磨き立てて美麗極まりない演奏が増えていきました。聴かせ上手で仕上げも最高、オケも抜群に巧いんですから、商品としては超一流だったでしょうね。僕は、カラヤンのこと好きなので、そういう演奏も嫌いではないです。ビートルズの登場も、なるほどなぁと思いました。
EMI録音のいくつかは、確かに軍団長的な演奏、ありますね。チャイコフスキーの三大交響曲などは、その際たるもので、大変エネルギッシュな、カラヤンにしては珍しくなりふり構わない演奏でした。
あと、強力なソリストとの協演では、DG盤でもなりふり構わないところが観られました。リヒテルとのチャイコフスキー、ロストロポーヴィチとのドヴォルザークは、大変スリリングな、激情カラヤンが聴けました。

冗長な?自説の披露にお付き合いのほど、有難うございます。そう、あのチャイコフスキー!「その気になればまだこれぐらいやれるんだゾ!」といったカラヤンの心意気と同時に、50年代への郷愁のようなものも感じられ、私も何回か買い直しました。その他モーツァルトもワーグナーもブルックナーもR・シュトラウスも、楽曲を分かり易くかつ完璧に仕上げる、といった意味では、後のDG盤の方が徹底していますが、EMI盤の方はカラヤンの人間性まで含めて鑑賞できるような気がして、私にとってはいずれも必要、としか言えません。オペラでは晩年の録音のせいか、DG盤は登場人物より大仕掛けな舞台装置の方が目立っているような印象もなきにしにあらず、ですが_(続く)。

冷戦の最前線にあったドイツのレーベルに迎合した、というわけでもないのでしょうが、いずれにせよビートルズでしこたま儲けたEMIが、彼らの解散に合わせるようにカラヤンと再契約して、かつてを彷彿とさせる録音を数多く残してくれたこと、更に今回そんな遺産を格安で提供してくれたことには、愛好家の1人として謝意を表したいと思います。そして_カラヤンとビートルズの後を継ぐようなスーパースターは未だ現れていませんし、今後も出ないでしょう。彼らは今も売れているし、将来も売れ続けるでしょう。現役時代の人気や栄光が速やかに忘れ去られるのは、その程度の実績や遺産しか残せなかった者に当てはまることであり、彼らは別格_20世紀を代表する偉大な音楽家なのですから。ではまた。

>shibera 様
コメントを有り難うございました。カラヤンとEMIの再契約、ビートルズの解散の時期でしたね。どちらも20世紀最大の音楽家、おっしゃるとおりと思います。世界のポピュラー音楽、殆どビートルズの影響を受けていますもんね。日本の、いわゆるJ-POPなど、新しそうですが、みんなビートルズがやっていることでしょう。
カラヤンの晩年のDGは貫禄の名演と思いますが、確かにオペラは仕掛けが大きい感じのものが多かったですね。EMIの方が、人間くさいカラヤンを聴かせてくれたような気がします。R・シュトラウスの「英雄の生涯」など、EMIの1974年盤の方が、最晩年DG盤よりはるかに、「臭い」ですもんね。オレこそ英雄じゃ、とカラヤンが言っているようなEMI盤でした。

度々すみません。
カラヤンの音源で、いわゆる50年経って
著作権が切れた録音なら
上記のサイトで、モノラルですが無料で聴けますので
ご参考に、どうぞ。

こんばんは。
カラヤンの「スケートをする人々」などが入ったCDは、
我が家の息子と娘が小さい頃、よく家でかけていました。
子供たちは、いつも楽しく聴いていました。
でも、僕は最近、カラヤンより、うんとすばらしい「スケートをする人々」を、聴くことができました。
小学校4年の娘が、「お父さん聴いて!!」と言って、
我が家の小さなピアノで、習っていた「スケートをする人々」を、
一生懸命弾いてくれたのです。
僕は、思わず涙が出そうになりました。本当にうれしかったです。
今まで「スケートをする人々」のCDで泣いたことは有りませんでした。
僕は、やっぱり実演はいいなあと、思いました。
おしまい。


補足です。
もっと、カラヤンについての詳しい情報なら
上記のような、サイトもあります。

>猫よしお 様
コメントを有り難うございました。猫よしおさん、いろいろなサイトをご存じなんですね。今、カラヤンのページを堪能しています。
そして今聴いているのは、もう一つご紹介いただいたところで、1949年録音の「フィガロの結婚」です。カラヤンのコンプリートBOXにも入っていたんですが、颯爽としてエエですね。楽しんでます。

>鞍馬天狗 様
コメントを有り難うございました。
お子さんが弾いてくれる「スケーターズ・ワルツ」、最高ですね。それは、どんな名演もかなわんです。幸福な演奏ですね。
エエ話やなぁと思います。
単身赴任、大変と思います。お子さんも寂しがっているでしょうね。
週末は、どうぞ帰宅してあげて下さい。

我が家の息子三人は、もう大きくなってしまって、ちっとも面白くありません。

>サポート 様
ええと、僕はいろいろ教えてもらって助かっていますので、なあんも思っていないです。

拙ブログは、基本的にアリアリ、喰いタン後付け何でもアリが原則なんですが、コメントを削除させていただきます。
大変申し訳ありませんが、どうぞご容赦ください。

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