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ブラームスの交響曲第2番 ニ長調 カラヤン/フィルハーモニア管 ~EMIボックスより~

カラヤン生誕100年であります。
昨年暮れに注文していたEMIのボックス2セットがようやく発売、そして我が家に届きました。
第1集オーケストラ篇87枚組、第2集声楽曲・オペラ篇71枚組。大冊であります。
相当のダブり買いを承知での注文でありましたが、1枚当たり250円程度の激安に惹かれました。いつも書いてますが、何という有り難い時代でありましょう。
ウキウキしながら聴き始めたところです。

ところが、親父りゅうさんのブログ「親父りゅうのつぶやき横丁」によれば、このボックス第1集には収録ミスと誤記があることを発見。なんと、僕のにも同じミスがありました。

①CD36のシベリウスの交響曲第2番・第5番で、中身が全然違う(ガーシュウィンが鳴りだした!)
②ブックレットには「水上の音楽」収録との記載があるのに、CDにはどこにもない。
(カラヤンに「水上の音楽」録音があったのかと大喜びしたのに、ガッカリ・・・・)
③モーツァルトのバスーン協奏曲がブックレットではCD67となっているが、実際は66に入っている(まあ、これは許せるかな・・・・・)

HMVのサイトから苦情のメールを送ったところ、さすがに、苦情殺到だったのか、わずか2時間後に返信されてきました。「今その原因を調査中なのでしばし待たれよ」とのことでした・・・・・。まあ、のんびりと待ちましょ。もっとも、これだけの大冊なので、他のを聴いているうちに、この3つ程度、忘れてしまいそうですが・・・(^^ゞ

さて、ボチボチ中身を確認と思い、ふと取り出したのが今日のCDであります。

ブラームスの交響曲第2番 ニ長調 作品73。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管の演奏。
1955年5月、ロンドンのキングズウェイホールでの録音。
プロデューサーは勿論ウォルター・レッグ、録音エンジニアはクリストファー・パーカー。
今も十分に鮮度を保っている。50年以上も昔の録音と思えば、これ、驚異的に素晴らしい録音なのではないか。今のEMI録音に不満があることは、このブログでも何度も書いてきたが、1950年代~60年代のEMIは凄かった。その証明とも云える録音。
ただし、「ステレオ録音」(とHMVのサイトには書いてある)というが、左右の広がりはとても狭い。モノラルかと思ったくらい。

演奏は、弦楽セクションのしなやさが前面に出てきて、若々しく大変に爽やかなもの。音楽が生き生きとしていて、瑞々しい。暖かい息づかいも聞こえてくる感じ。
そして、録音が癖のない(モノラルっぽいなぁ)せいか、音楽も全体的にとても素直。およそカラヤンらしくない素直さ。1970年代以降のカラヤンの演奏を思えば、別人のよう。けれんみがなく、誠実に音楽に向かいつつ、音楽そのものを語らせようとした感じの演奏。
(これじゃ、まるでハイティンクだ・・・・・)

旋律はよく歌い、響きはクリアで、爽快そのもの。カラヤンらしい流線型のしなやかさもあるが、ブラームスの中に潜む素朴さも十分に出ている。
第2楽章の歌謡性もイイし、第3楽章のひなびた歌も美しい。リズム感も抜群。
終楽章などは聴かせ上手のカラヤンが顔を出してくるが、それでもブラームスの「田園交響曲」らしい素朴な味わいが音楽全体に漂う。フィルハーモニア管も大層巧い。

録音当時、カラヤン47歳。まだまだ壮年、若々しく精力的でもあった。
今まで、この時期の録音を敬遠してきたのだが、これ、なかなかよろしいではないか。
カラヤン/フィルハーモニア管を大いに見直したのであります。

ボックス内にはこのコンビのCDが沢山あります。
また、楽しみが増えました。ガハハ。これだから、クラシック音楽は楽しいんです。


AUTHOR: ひろはや DATE: 02/12/2008 06:59:41 おはようございます。
私も先週EMIのカラヤン・コンプリート2BOXが届き、まずは1巻目のCD1から聴いております。現在CD15のベートーヴェン「第九」まで聴いたところです。いやはや全部聴き通せるかなあ・・・・。
さて、収録トラブルの件ですが、いま確認したところ、私の場合は、CD36がやはりシベリウスでなく、ガーシュインに入れ間違っていました。(ただ、「水上の音楽」はCD23に入ってましたが。)そこでHMVに今苦情メールを入れたところです。情報どうもありがとうございました。
そんな訳で、まだブラームスは、CD3のウィーン・フィル(1949年)のものしか聴いてませんが、気長に聴いていくつもりです。
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コメント

おはようございます。
EMIも早くからステレオ録音を導入していましたね。
1955年のステレオ録音は
カラヤンは、このブラームスの交響曲第2番の他に
同じブラームスの交響曲第4番、チャイコフスキー「悲愴」
ベートーヴェンの交響曲第8番、シューベルト「未完成」などが
フィルハーモニア管とステレオで録音されています。

こんにちは。
昨日は少し暖かかったですが、今日はまた寒くなりました。

カラヤン/フィルハーモニアのブラームス、55年頃の録音であれば、
ホルンはD.ブレインでしょうか。
隣にはA.シヴィルも座っていたかも知れませんね。
VnはN.マリナーかも。
このコンビの第1番もオケがよく鳴っているそうですね。

私は、今のところ、ほぼ順番にウィーン・フィル録音から聴いてます。
実は、この時代の録音、ほとんど初聴きなんです。
(数枚はダイソーの100円CDで聴きましたが、あれは音が良くなかった・・・。)

ウチにもクレーム・メールの返事来ました。
まあ、気長に待ちましょうか。
「返品にも応じる」とありましたが、今さら返品なんて・・・。
「水上の音楽」は別録音はちゃんと(M.アンドレとのトランペット協奏曲集の余白に)入ってますが、51年録音のものが空振りだったんですね。残念です。
むかしむかし17センチ盤で出てた「水上の音楽」はどっちの録音だったんでしょうかね???

私も欲しいんですが悩んでるんです。
むーー、結局こういうBOXものって、(私は)一曲一曲を大切に聴かなくなってしまうので。。

でも欲しい、ですねー。

>ひろはや 様
こんばんは。いつもお世話になります。感謝です。
ひろはやさんのところにも届きましたか。僕はウヒャウヒャ云いながら楽しんでいます。これからも、どれから聴こうか困ってしまうくらいですね。気長に楽しめそうです。いやぁ、ホンマに我ながらアホやなぁと思うんですが、手にはいると嬉しいもんです(^^)V
HMVに苦情を送ったら、対応素早かったですね。あとは、これも気長にのんびり待とうと思います。
CD36を交換してくれれば、それでエエんですが。

>鞍馬天狗 様
こんばんは。いつもお世話になります。
僕はカラヤンのレガート奏法、嫌いじゃないです。美しく聞こえるので、いかにもカラヤンらしいなぁと思っています。美しい旋律を無骨にブツブツ切られるよりは、遙かにマシかなと思います。
フィルハーモニア管の演奏、良かったです。楽しみが増えました。
そうそう、ホルンはかのデニス・ブレインなんですよね。聴いていて心地よいわけですね。ホルンの上手下手、僕にはよく分からんのですが、デニス・ブレインだけは、別格かと思います。

>よし 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
カラヤンBOX、沢山ありますので全部聴けるのか分かりませんが、楽しみではあります。オペラ篇など、名盤の宝庫、少々のダブりがあっても簡単に元が取れそうです。
HMVの返信は速いので驚きました。そのうち。CD36の正規のものが送られてくるんでしょうね。

>猫よしお 様
こんばんは。いつもお世話になります。
1955年のステレオ録音らしいのですが、どうもモノラルっぽい感じがします。左右の広がりが特に小さく感じるんです。
演奏は素晴らしいですね。ブラームスの2番交響曲のカップリングは、シューベルトの「未完成」でした。後年、1970年代末の再録音より、素直で爽快な演奏でした。
この時代の演奏、見直してみたい(聴き直したい)と思っています。

>hsm 様
こんばんは。お寒うございます。コメントを有り難うございました。
四国は、明日、この冬一番の冷え込みとの予報です。雪が降らなければエエんですが・・・・・。積もると交通マヒですので。

さて、この時期のフィルハーモニア管、錚々たるメンバーだったんですね。
デニス・ブレインやアラン・シヴィルのホルンに、ヴァイオリンはネヴィル・マリナー・・・・・そりゃ、上手い訳ですね。このブラームスの2番にはホンマに感心しました。
もう一度、その名手たちを意識しながら聴き直してみようと思います。
有り難うございました。hsmさんに指摘されるまで、その名手たちをすっかり忘れておりました。

>親父りゅう 様
こんばんは。情報、ホンマに有り難うございました。
今、アンドレの協奏曲の余白、「水上の音楽」を聴いてます。エアの美しいこと!やっぱりカラヤンはスゴイですよ。
1959年の録音のようですが、昔の17インチ盤もあったんですね。僕は全く知らなかったので、カラヤンの「水上の音楽」が聴けて、単純に喜んでいます。
CD36だけでも正規のものを送って欲しいなぁと、今は思っています。

>北国タクト 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
僕はカラヤン好きですし、今までもいろいろな名演盤を聴いてきましたので、この際是非と、大人買いしました。
カラヤンと相性がいいようです。一枚一枚、実に楽しく聴いてます。

mozart1889さんこんばんは。
CD36の件、わたしのもダメみたいです。きっと初回出荷分は全部ダメだったんでしょうね。

LPで手持ちの音源の中で、最も思い出深いのがフィルハーモニアとのステレオ盤シベ2であって、このBOXの開封前にはこれを真っ先に聴こうと思っていたんですよ。それだけに少しショックなんです。

まあ、HMVは真摯に対応いただけるでしょうから、苦情メールも出さずにおります。
めんどくさいから、返品なんて言わず、CD36だけ送ってきてほしいです。

こんばんは。EMIのボックス、2組とも購入された方が多いようで_私は管弦楽編はあっさりパスしたものの、声楽編のモノラル盤の音質が思っていたほど聴き辛くなく、これなら両方所有しておくべきかなアなどと悩んでみたり。実際、ほとんどダブリがないんですよ。というのも、LP時代ほとんど廉価盤化されなかったDG盤をCDでは(多少なりとも安くなったので)優先的に買い集めるような結果になって_EMIとデッカはLPで聴いたからまあいいや、という思いもあったんでしょうね。ただ内容的には、声楽編の方がはるかに魅力的だとは感じます。なにせその時々を代表する名歌手たちとカラヤンがシンクロしたの音の饗宴をたっぷり楽しめるのですから。(続く)

それに比べて管弦楽編のモノラルやステレオ初期のVPOやPOとの演奏は、後の再録音盤を差し置いてでも聴きたい、とまでは思えないというか_曲目もいわゆるポピュラー名曲集のようなものが多く、録音の良し悪しがかなりの要素を占めるでしょうから。で、結局EMIで8枚組のグレート・レコーディングとチャイコフスキーの後期交響曲集、モーツァルトの管楽器協奏曲集を、さらにデッカ・レジェンドをオーダー、これでお目当ての録音はほぼ揃います。それにつけても50年代から60年代前半までと、70年代以降とでは、カラヤンの音楽に本質的な変化が感じられます。時代背景等も含めて、当然と言えば当然なのですが、改めてコメントします。ではまた。

こんにちは。

 こないだ書き忘れましたが、カラヤンBOX、管弦楽版の方は都内量販店では販売を停止してますね。要は不具合があるから、ということのようですが。

 声楽版はオペラ録音を全部持ってる、という時点で急速に購買意欲が失せたのですが、どっちも、1枚当り単価が200円切ったら行ってもいいかなぁ。暫く待てば、セールでそのくらいになって出てきそうだし.......所有する悦びの方に重点がありそうです(^^;


>shibera 様
コメントを有り難うございました。
カラヤンBOXオペラ篇は、エエですね。おっしゃるように、その時どきの、名歌手とカラヤンとのシンクロが楽しめそうです。僕は70年代のオペラ演奏がいくつかダブったんですが、それ以前の演奏に興味がありました。シュヴァルツコップは殆ど聴いたことがないので楽しみです。
オケ篇は、再録音が多いので、古い録音をあえて買うこともないかなぁと思っていたんですが、フィルハーモニア管盤をまるで持っていなかったこともあって、この価格ならエエわいと購入しました。当時のメンバーにデニス・ブレインやアラン・シヴィル、ネヴィル・マリナーもいたと知って、なおさらワクワクして聴いています。ただし、音質は後年の音の方がさすがにエエですね。実は1950年代のカラヤンは初めて聴きました。面白いです。おっしゃるように70年代以降では、だいぶ彼自身違いますね。

>Verdi 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
なるほど、オケ編は販売停止ですか。まあ、シベリウスの中身違いがあっては売れんでしょうね。
しかし、1枚200円を切ってしまったら、僕は残念だなぁ・・・・安物買いが趣味なんですが・・・・・・(笑)
とりあえず、所有の喜びを満たしています。古い録音をボツボツ聴くのが楽しいです。もっと劣悪な録音かと想像していたら、まあまあの音で聴けます。

>にこらす 様
おはようございます。コメント感謝です。
にこらすさんのもダメでしたか・・・・・・こりゃ、初回入荷をすぐに買ったらアカンかったんですね・・・・・(^^ゞ
CD36だけ送ってくれれば、僕も結構なんです。
昨晩はハーティ編曲の「水上の音楽」を聴いてました。良かったです。
フィルハーモニア管盤のシベリウスの第2交響曲。これも楽しみだったんですが・・・・・・。
HMVの対応、気長に待ちたいと思います。

シューベルト/交響曲第7(8)番「未完成」(カラヤン指揮p.o.)

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やっと「未完成」。フィルハーモニア時代のカラヤンで・・・

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