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R・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 メータ/ニューヨーク・フィル

寒いです。毎日同じことを書いておりますが、伊予路は厳寒です。

さて、今日は懐かしいLPを取り出してます。

R・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30。
ズービン・メータ指揮ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏。
ヴァイオリン独奏はコンマスのグレン・ディクテロー。
1980年1月、ニューヨークのエイヴリー・フィッシャー・ホールでの録音。CBSソニー盤のLP。

R・シュトラウスのこの曲、冒頭はあまりに有名。
その雄大でカッコイイことといったら、ポピュラーのコンサートのオープニングに用いられるほど。確か、アメリカでプレスリーが使って有名だったはずだし、日本ではアリス(谷村新司にベーやん・キンちゃん・・・って古いな(^^ゞ・・・)の武道館コンサートで、この音楽が幕開けに使われたのだった。
(「2001年宇宙の旅」はもう別格ですね。今でも、この映画の音楽の一つと思っている人、多いんじゃないんでしょうか)

しかし、序奏部以降になると無名・・・・・。
勿体ないな。序奏以降の方が、音楽的には内容があるし、味わい深いのになぁ。聴かないなんて実に勿体ない。

もちろん、音楽そのものはニーチェの著作とはあまり関係がなく、聴いていて哲学をすることなんてない訳で、R・シュトラウスのアルプス交響曲で聴けるアルプスの風景描写のような、聴いていてワクワクするような感じはない。しかし、彼のオーケストレーションのすごさ、楽しさは十分に味わえる名曲。ホンマにR・シュトラウスは、スゴイ作曲家だと思う。

さて、演奏はメータ全盛期のもの。
ニューヨーク・フィルがゴリゴリと音を出してくるのだが、弱音部でのデリケートなところも良い。録音が素晴らしく、LP発売時には、オーディオ・チェック用のレコード用として評判だった。

メータは1960年代から1980年代半ば、ロサンゼルス・フィルからニューヨーク・フィル就任間もなくの頃までが、華だったろうか。日本のクラシックレコード・ジャーナリズムに頻繁に登場するのは、その頃だった。1980年代の終わりには登場機会が減って、最近はとんと聞かなくなってしまった。今も元気なのだろうが、往年の勢いはなくなってしまった。
特に1980年代末からは急速に新譜が減っていった。もともと大編成のオーケストラ音楽と現代曲には強かったが、独墺系の録音が少なかったことが痛かったのかな。ひととおり録音してしまうと、もう録音するレパートリーもなくなって、新譜が出ることがなくなったということか・・・。

DECCAでのロサンゼルス・フィル、CBSでのからニューヨーク・フィル、それぞれの録音には、当時の瑞々しく鮮やかで、肉感的な響きを前面に押し出すメータの、ホンマに素晴らしい、最良の姿を聞くことが出来る。

この「ツァラトゥストラはかく語りき」もそう。ニューヨーク・フィル盤はメータとしては再録音になる。指揮は巧妙。豊麗にオケを鳴らす。
ロサンゼルス・フィルとの旧録音に比べて、少しおとなしくなったところもあるのだが、全体的にニューヨーク・フィルは豪快、パワー十分の演奏を繰り広げてゆく。技量もスゴイ。さすがアメリカ屈指のオケだなぁと思う。
惜しいのは弦がザラつくところがあること。アンサンブルの精度がイマイチなのかな。
録音が良いだけに、ちと残念。


AUTHOR: ひろはや DATE: 01/25/2008 07:13:10 おはようございます。
たしかに、「ツァラトゥストラ」は序奏部があまりにも有名で、それ以降との落差が大きいという勝手な思いがありましたが、こうしてじっくり聴くとオーケストラの妙を楽しめる素晴らしい曲なんだなあと改めて思いました。
私は、ケンペ/SKD(1971年)とカラヤン/ベルリン・フィル(1983年)で聴いてますが、メータ盤は未聴です。
メータといえば、ロス・フィルの頃はマスコミの露出度も高く、丁度LP時代でしたので、何枚かLPはあるのですが、CDはそういえば少ないです。むしろBS録画した「カーネギーホール100周年記念ガラコンサート」(1991年)や「モーツァルトイヤー・オープニングコンサート」(1991年)のようなハレの舞台に出演されてましたので、久しぶりに観てみたくなりました。
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コメント

おはようございます。
いつもお世話になります。
メータ/ニューヨーク・フィルによる「ツァラトゥストラ」。
私は、やはりロス・フィルとの旧盤の方を演奏、録音含めて評価します。
「ツァラトゥストラ」としては
カラヤン/ウィーン・フィル、ベルリン・フィルとの新旧盤、
ショルティ/シカゴ響など、名盤が多いですが
私はライナー/シカゴ響(再録音)盤を愛聴しております。

おはようございます。
懐かしいジャケットです。このLPは持っていないのですが、よく覚えています。
最近C.クラウスのR.シュトラウスに嵌っています。この指揮者、きちっととした指揮ではないと思うのですけれど、ウィーン・フィルとは相性が良かったのか、このオケの魅力を最大限に引き出しているようで何とも魅力的な響きです。10年前ほどに購入したのですが最近やっと日の目をみました(^^ゞ ただ「ツァラトゥストラ」は品切れで買えなかったのが残念でした。

ご無沙汰しております。本年も宜しくお願い致します!。
メータの”ツァラ”(こう呼ぶ人いませんでしたか?)ですね!
自分のメータの印象は、ロスフィル時代は若さと音楽的密度がうまくバランス良く噛み合って印象深い演奏が多く、NYPO時代は音楽のスケールがより巨大になった感じはするものの、中身がスカスカになったような感じがしました。あくまで印象ですが・・・。メータの音楽を聴くと、良くも悪くもアメリカの映画音楽を聴いてるような気分になります。僕は結構好きです。
さて、そうは言いつつ、自分がメータの実演を何度が聴いた中で、イスラエルフィルを振ったマーラーの9番。これは第4楽章の最後の音が消え入った時に、金縛りにあったように微動だにできませんでした。彼らしい大らかな演奏に、どっぷり浸ってしまった感じでした。”男の優しさ”っていうんでしょうか(笑)。今でもあの演奏を超える9番は実演では聴いてません。

出張で空港のラウンジから、暇なので、またまた送信しています。
だんだん思い出して来たのですが、メータ/NYフィルのコンビ、「ツァラトゥストラ」の他に、「展覧会の絵」や「ベト3、英雄」なども、名曲喫茶(これまた超懐かしいー!!)で聴いた事が有り、やはり他の方もご指摘の様に、これらの録音には、総じてロスフィル時代より、表現意欲が低下し大人しくなって、つまらなくなったメータのイメージを、当時から持っていました。
「レコ芸」の鼎談で、故柴田南雄氏が、この演奏について、録音の迫力を指摘しながらも、「かくのごとく語らざりきだな、これは」と言っていた事も、思い出しました。
ところでこれって、アナログ録音でしたっけ?CBSソニーの録音ポリシーとデジタル初期のイメージが重なり、どうも金属的な弦の音の印象が強いのですが・・・。否定的な意見ですみません。

このアルバムのジャケット懐かしいですね。

この曲の冒頭は強いインパクトがありますね。
この録音ではありませんが、
ヤンタンではチンペイ、バンバンの女性立ち入り禁止コーナーもこの曲が使われてましたね。

最近では「ツァラトゥストラはこう語った」となっているCDもありますが、
「…かく語りき」の方がこの曲に合っているように思います。

こんにちは
このLP、持ってます。いつどこで買ったのか、全く覚えていませんが、”目”を見て買った記憶だけがあります。発売時のカバーが付いたままなので、中古ではなかった?
導入部の後の優しい旋律も印象的ですが、確かに弦の響きが???かもしれません。デジタル録音ですね。結構、聴き応えのある演奏だと思います。この頃のメータの録音として、NYPと、ギレリスのピアノでチャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏したLP(後でCD)を持っていますが、これも大変聴き応えがあります。
2年前、ウィーンで5日間過ごす機会があり、メータ指揮ウィーンフィルの演奏会に行きました。最前列の席だったので、間近でメータを見ることが出来、「ジュピター」他を聴きました。元気でしたよ。

寒いですね。当方も、本格的な雪降りです。昨晩と今晩と、二日続けて除雪機を動かしました。40cmくらいは確実に積もっています。やれやれですが、スキー場は大喜びでしょう。
ところで、私の持っているCDのうち、メータ盤はトラック分けがなされていないのが不便です。第8曲「舞踏の歌」や第9曲「夜のさすらい人の歌」だけを聴きたいときなど、ちょいと不便ですね。ジャケットの目玉のインパクトは記憶に鮮明ですが、LPだとバンド分けされているのかな。

こんばんは。
R.シュトラウスの「ツァラトゥストラ」、有名な序奏を始め、どの楽章もオーケストレーションのすばらしさに惚れ惚れしますね。
残念ながらメータ盤は未聴で、僕が聴いているのはショルティ/BPO盤です。ティンパニの強打・金管の咆哮としなやかな弦のコントラストがすばらしい演奏です。
他にマッケラス/RPO盤も所有してますが、序奏の迫力はこちらの方が上かも。でも、弦のアンサンブルはBPOに数歩譲ります。

メータではホルストの「惑星」を新旧両盤所有してますが、TATSUYA@さんの仰るように、やはりLAPO盤のほうが聴いててワクワク?しますね。

>ひろはや 様
おはようございます。いつもお世話になります。
「ツァラトゥストラ」は序奏が有名なんですが、なかなか味わい深い名曲と思います。内面に沈潜してゆくところもあって、R・シュトラウスにしては、あまり派手派手しくない曲だと思います(序奏はハデハデですが)。
ケンペ/SKDにカラヤンの新旧盤、僕も好きです。ひろはやさんと同じ演奏、しっかり持ってます・・・・・(^^ゞ
ロス・フィルを振っていた頃のメータの方が、やはり輝いていたと云うべき何でしょうね。このごろ、あまり見なくなってしまった感もあります。
ハレの舞台に出てくるのは、しかし、さすがのビッグネームですね。

>鞍馬天狗 様
おはようございます。こちらにもコメントを有り難うございました。2つ、感謝です。
メータの「英雄」はCDで聴いています。なかなかの迫力でした。確かに柴田南雄の評もうなずけますね。僕は柴田南雄好きです。岩波新書の『マーラー』はとても分かりやすい本でした。
さて、バーンスタインの「革命」のジャケットも印象的でした。録音はイマイチだったですが熱気はスゴイですね。ハイティンクの「悲愴」もLPで聴いてます。なんか、鞍馬天狗さんと好みが似てますね。同世代だからでしょうか。この録音も見事なものでした。今も最高と思います。
で、メータのマッチョな演奏、もっと聴いてみたいですが、マッチョなのはロス時代の方だったようですね。

>よし 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
女性楽団員のメータを見る目が違う・・・・・・そうでしょうね。セクシーな指揮者ですから。
ギレリスとのチャイコフスキー、あれも良かったですね。「英雄の生涯」はNYP盤は持っていないんです。ロスPOとの演奏DECCA盤は豪快で胸のすくような演奏でした。
NYPでの録音、もっとあれば良かったのにと思いま。

>猫よしお 様
おはようございます。いつもお
メータの「ツァラトゥストラ」はロス・フィルとの演奏も良かったですね。これも名演と思いました。
最近、ライナー/CSOの「ツァラトゥストラ」を買いました。廉価盤で古い録音なんですが、素晴らしい音でした。RCAの録音はスゴイですね。ショルティのとはまた違った味わいで、シカゴ響がガンガン鳴ります。男らしい名演でした。

>天ぬき 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
クレメンス・クラウス・・・・・・僕は聴いたことがないんです。大変有名な指揮者で、世評高い人と思うんですが、我が家には1枚もありませんでした。モノラル録音なので、ついつい敬遠してきたんでしょう。
彼のR・シュトラウス、エエですか。是非聴いてみたいです。それと、ウィンナワルツなども・・・・・・。
ちと探してみようと思います。

>TATSUYA@ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ええ、僕も云ってました。メータの「ツァラ」・・・・。ロス・フィルを振った方も名演でした。豪華でオケがよく鳴ります。本領はロス時代だったのかなぁと、「惑星」や「春の祭典」などの大編成管弦楽を聴きながら思います。

TATSUYA@さんは、メータの実演を聴かれているんですね。コメントを拝読していると、マーラーの9番が非常な名演であったとのこと。エエですね。僕もそういう実演に立ち会ってみたいです。金縛りにあったような・・・・なんて云われると、ああ、羨ましいと思います。

>hsm 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
LP時代のジャケットは印象的なものが多いです。サイズがCDに比べて大きいからでしょうが、演奏を聴くとジャケットまで思い出すことが多いんです。飾っておきたいジャケットもありました。

あ、僕も「かく語りき」派です。いかにもニーチェっぽいですから(^.^)

ヤンタンではチンペイ、バンバンの女性立ち入り禁止コーナー・・・・・・ああ、そうでした。懐かしい思い出です。青春の時でした。エエ時代でした。

>HABABI 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ギレリスとのチャイコフスキーも良かったですね。僕はCDで聴いているんですが、豪快かつ繊細、ライヴ録音なのにキッチリ決まっているのが印象的でした。
そして、この「ツァラトゥストラ」のジャケット、「目」が焼き付くようでした。これ、メータの目なんでしょうね。

ウィーンでメータが活躍しているお話、有り難うございました。今も現役でバリバリなんですね。この頃新譜もなし、何となくパッとしないので、元気なのかなぁと思っておりました。僕が心配しても仕方ないんですが、あのマッチョな演奏、新録音で聴いてみたいものです。

>narkejp 様
お寒うございます。コメントとTBを有り難うございました。四国も厳寒、ぶるぶる震えています。
しかし、40センチはスゴイですね。先日伊予西条では20センチでした。17年ぶりの大雪、交通マヒでした。
さて、メータ盤のCD、トラック分けしておりません。ワントラックです。あれは不便ですね。LPでもバンド分けなしです。
最初から一気に終わりまで聴かなくちゃイケマセン・・・・・・(^^ゞ

>ヤマちゃん 様
お寒うございます。椿さんがすむまで、寒いでしょうね。コメントを有り難うございました。
ショルティ/BPO盤にマッケラス/RPO盤、聴いたことがありません。スミマセン。迫力ある演奏ということなので、是非聴いてみたいと思います。

ショルティではシカゴ響との演奏をLPで聴いてます。これはオケの巧さが圧倒的でスゴイ演奏と思いました。
メータの録音は、概してロス・フィル時代の方が迫力と色気、豪快さがあっていいんじゃないかなと思います。でも、NYPとの録音もスケールが大きくと良いなぁと思うんですが・・・・・。

お世話になります。皆様のご意見、大変勉強させて頂きました。勉強の機会を与えて頂きました、mozart1889さんと、皆様に感謝します。
確かにメータは健在で、その後もウィーンPOとは、ニューイヤーでも良い演奏していましたし、最近のCDでも、ウィーンPOのマーラー交響曲第6番では、大変な爆演だったことを思い出しました。やはり名指揮者です。
ところで私は、今朝、出張先の札幌での仕事を終えたところです・・・・・・
寒い(≧皿≦)。
でも実は私、密かに札響のチケットを買ってまして(指揮 高関健)、15:00からKitaraで「ツァラトゥストラ」他を聴くんです(v^ー°) 。
どうも御免なさい_| ̄|●

>鞍馬天狗 様
こんばんは。北海道から、コメントを有り難うございました。寒いでしょう?凍えてませんか?
メータにマーラーの6番があったんですか。しかもウィーン・フィル。これは是非聴いてみたいですね。爆演ときくと、すぐに欲しくなってしまいます(^^ゞ
鞍馬天狗さん、高関健の「ツァラトゥストラ」はいかがでしたか?出張を利用してのコンサート、エエですね。羨ましいです!
お帰り気をつけて(^.^)

こんばんは。やっと東京に戻りました。札響定期の感想を400字以内で。
しかし札幌は、大雪の悪天候で参りました(女房に内緒でコンサートに行ったバチが当たりました)。しかし視界も足元も危険な中、ケージ、ルトスワフスキー、R・シュトラウスという、玄人好みのプログラムでもコンサート会場に足を運ぶ北海道の熱心な音楽ファンには、本当に頭が下がりました。
「ツァラトゥストラ」も高関健らしい整理の行き届いた立派な名演(札響の北欧を感じさせる響きが、またいい)でしたが、ルトスワフスキー「チェロ協奏曲」という難曲もすばらしい演奏でした。また最高のチェロ独奏だった、ウィスペルウェイのアンコールのバッハ無伴奏(6番より)は、恐ろしく深みを感じさせる演奏で、思わず目頭が熱くなりました。
大雪と厳寒の札幌での、演奏家と聴衆の、熱い思いのこもった演奏会、一生忘れない思い出になりました。

>鞍馬天狗 様
おかえりなさい。大雪の中のコンサート、大変でしたね。また、札響演奏会のレビュー、有り難うございました。
チェロの独奏はウィスペルウェイだったんですね。エエですね。僕も、この人は是非聴いてみたいと思うんです。
しかし、良い演奏会で良かったですね。札幌の人たちも熱心なこと、そういう演奏会は終わったあとも気持ちが良いですよね。

どうもありがとうございました。
お疲れでしょう、ゆっくりお休み下さい。
僕は今日、三男坊の合唱アンサンブルコンテストで松山市民会館で、合唱の「実演」を聴いておりました。やっぱり、ナマはええですね。

こんばんは。このCD,昨年ソニーの名曲全集のバラ売りで入手したままだったので、昨日聴いてみた印象は、過不足もないがプラスアルファもない_といったところでしょうか。メータといえば、60年代後半から70年代前半にかけて、ツァラ、アルプスS,惑星、ハルサイ等のグラマラスな演奏をデッカの優秀録音で残してくれましたが、当時がピークだったのでしょう。さて、ツァラに関しては、ショルティのLP解説で出谷啓が「音楽における精神性なるものが仮にあったとして_演奏者に言いたい内容がいっぱいあったとしても、それを十全に伝えるだけの技術がないなら、何もないのと同じことである」旨を述べていました。(続く)

これはクラシック音楽を聴く上での最大のテーマなのかもしれませんが、一方では「精神性の感じられない演奏は、どんなに技術的に高度でも聴くに値しない」と主張する評論家やそのシンパが存在します。私は明らかに(録音も含めた)技術優先派でして、フルトヴェングラーの”新譜?”なるものが手を変え品を変えて毎月のように発売される状況に、危惧の念すら抱いてしまうのです。クラシックのイメージが「古臭い」どころか「胡散臭い」ものになりはしないか、と_。続きは機会を改めて。ではまた。

>shibera 様
おはようございます。いつも含蓄あるコメント、有り難うございます。
「精神性」、難しいですね。「レコ芸」などを読むと、評論家たちがよく使う言葉だったです。カラヤンやショルティのレコードは表面的な演奏で、精神性の対極のような評でありました。この頃は、「レコ芸」を買わないので月評を読む機会もあまりないんですが、どうなんでしょう。そして、僕はフルトヴェングラーを殆ど聴かないので、彼の「精神性」もよく分からないんです。
クラシック音楽を聴いていて、時々、その音楽の向こうに「何かが」あるような・・・例えば、深いもの、恐ろしいもの、敬虔なもの・・・そんな気がすることがあるんですが、それが「精神性」とでもいうんでしょうか・・・。
メータの音楽には、あまりそれを感じません。彼はマッチョな音楽が似合いました。ロス時代の演奏はホンマに濃厚で豪快、録音も素晴らしく傑作揃いでした。

R.シュトラウス「ツァラトゥストラはこう語った」を聴く

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オーケストラ音楽を大音量で聴くのは、一種の快感です。特に、少しずつ涼しくなる頃には、過ごしやすさから、大規模なオーケストラ音楽を聴いてみようという気分にもなります。このところ、通勤の音楽でずっと流していた、R.シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」を、自室のステレオ装置で聴きました。やっぱり快感です。
全曲が通して演奏されますので、組曲のような曲の番号はありませんが、以下、便宜的に第◯曲といった表記をすることにします。また、各曲のタイトルは、ブロムシュテット盤の翻訳を表示しています。...

R・シュトラウス 「ツァラトゥストラはかく語りき」 メータ指揮

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