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ショパンのピアノ協奏曲第1番 ホ短調 ツィマーマン(Pf) ジュリーニ/ロサンゼルス・フィル

三連休最終日は、成人の日でありました。
それにちなんで、若い人の演奏を。

ショパンのピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11。
クリスティアン・ツィマーマンのピアノ独奏、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィルの演奏。
1978年11月、ロスのミュージックセンターでのライヴ録音。カップリングは第2番の協奏曲。DG盤。

ショパンが若くして書いたこの曲は、時に、若いピアニストで聴きたくなる・・・・。

ツィマーマンは録音時23歳。1975年のショパン・コンクールに優勝してからまだ3年。若く、まだ蒼い音がピアノから響いてくる。そして清冽な抒情。夢見るような青年のロマンも・・・・。
ああ、爽やかな風がリスニングルームを吹き抜けてゆく。

ツィマーマンのピアノはホンマに美しい。クリスタルグラスに光が当たって、ヒンヤリとした輝きがこぼれてくる感じ。
硬質で透明な音。色でいえば、蒼みがかった感じ。タッチもとても美しい。

時に思い切りダイナミックに弾くところもある。危なっかしいくらいの一途さ。
その若々しさが、イイ。
第1楽章など、キッチリ弾こうとしながら、徐々に勢いが出てきて、その勢いのままつんのめりそうなところもある。そこが、イイ。

ジュリーニとロス・フィルは、この青年ピアニストを包むような暖かさ。
ジュリーニはロスの音楽監督に就任まもなくの頃だが、オケとよく呼吸があって、素晴らしい管弦楽を創ってゆく。ショパンのオーケストレーションは拙いとはよく言うが、どうしてどうして、このCDでの響きはとても豊かで爽やか、ピアノを優しく包んでゆく。
特に第2楽章冒頭の、静謐な演奏は、情感たっぷりで非常に美しい。

録音も良く、ライヴのハンディを感じさせない。
逆に、楽譜をめくる音や観衆の動きなども感じられて、臨場感いっぱいの気持ちよさ。
聴いていて、その実演に立ち会ったような感動を受ける。

エエ録音と思います。
ああ、やはり若いってエエなぁと思います。その勢いや、良し。


AUTHOR: 猫よしお DATE: 01/15/2008 07:43:15 おはようございます。
ショパンのピアノ協奏曲はオーケストレーションに
やや問題はありますが
「ピアノの詩人」としてのメロディ、ロマン性、叙情性は
健在ですね。
ツィマーマンとジュリーニの組み合わせ。
いいですね。
ジュリーニは合わせ物もうまい指揮をしていました。
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コメント

こんばんは、お邪魔いたします。

このショパンも再録音の方もどちらもよいですよね。この時は特に若々しくせつないピアノの音色が素晴しいです。

先日ツィメルマンとクレーメルのデュオコンサートに行ってきたのですが、ツィメルマンのピアノはクリスタル度が並ではなかったです。

もしかして年々透明度に磨きがかかっているのでしょうか。一度ソロも実演で聴いてみたいものです。

>ヤマちゃん 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ツィマーマンのグリーグ&シューマンの協奏曲、良かったですね。清潔な演奏に好感が持てました。バックのカラヤン/BPOの横綱相撲のような伴奏がすごいので、ちと可哀想な気もしたんですが・・・・・・。
セキュラ・コスタは全く知りませんでした。ポルトガルの人なんですね。有り難うございました。
今度、明屋を覗いてみますね(^.^)

>やったくん 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ツィマーマンとクレーメルのデュオですか・・・・それは素晴らしいですね。エエですね・・・羨ましいです。
そうですか、透明度が上がってますか・・・・・・聴いてみたいですね。デュオでもソロでもイイですから、実演を聴いてみたいです。
いやぁ、羨ましいです。ホンマ、実演に勝るものはないですよね(^.^)

こんにちは。
 ツィマーマン、30年前の録音なんですね......
 去年だったか一昨年だったか、ツィマーマンを聞きました。既に50歳。壮年と言うべき年ですね。恐ろしいのは、にも関わらず頭のどっかで「若手ピアニスト...」みたいな印象があること。先入観は、一度植わるとなかなか抜けませんね。

 壮年のツィマーマンは、決して好みのスタイルではなかったけど、相応に歳を重ねて、自分なりのスタイルを醸し出してました。そういうのも、また、クラシック音楽を聴く楽しみではありますね。真に、人は変わるからこそ面白い、のかも知れません。



>Verdi 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ツィマーマンの実演、一度聴いてみたいです。この人、音が綺麗だと思うんです。実際に、その音を聞いてみたいもんです。
ソロの演奏はあまり持っていないんですが、協奏曲などを聴いていると、いつまでも若々しい感じがします。
思えばもう50歳を過ぎてるんですよねぇ。僕の中でも、このショパンの協奏曲のイメージが強く、年齢をいわれて、ああなるほどと、感慨深いものがありました。
聴き手もトシをとりつつあります・・・・・・・。

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