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「カラヤン・オペラ間奏曲&バレエ音楽名曲集」 カラヤン/ベルリン・フィル

今年はカラヤンの生誕100年だそうです。
沢山の記念盤が出てくるんでしょう。

さて、今日のCDは、カラヤンの夥しい録音の中でも、とてもカラヤンらしいものです。


「カラヤン・オペラ間奏曲&バレエ音楽名曲集」。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1967年9月、1971年1~9月、ベルリンのイエス・キリスト教会での録音。DG盤。

LPでの発売以来、曲目やメディアを変えつつ、今も売られ続けている名盤。
カラヤン/BPOの磨きに磨き上げたサウンドで、オペラやバレエの美しいところがコッテリと描き出される。もう、麻薬・媚薬のように美しい演奏。一度聴いたら、コロッとやられてしまう・・・・。
夥しいカラヤンのレコードの中でも屈指の名盤と思われる。こんなに甘く切なくやるせなく、そして美しいレコードは、なかなかないんじゃないか。

まずは、ヴェルディの「椿姫」第3幕前奏曲。
この弦楽のピアニシモ!静かさギリギリのところで、美しさの限りを発揮するベルリン・フィルの弦楽セクションこそ恐るべし。、

続いて、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲。
ねっとりと身体にからみつくような音楽。情感たっぷり、センチメンタリズム一杯、これでもかというくらいに美しい旋律が横溢する。綺麗なこと、この上なし。

3曲目はプッチーニの「修道女アンジェリカ」間奏曲。
6曲目の、「マノン・レスコー」の第3幕間奏曲もそうだが、この甘く切ないメロディはプッチーニ独特のものだが、全くカラヤン/BPOの独壇場。カラヤンはさらに甘味料を加えて、いやはや臆面もなく、砂糖菓子のように甘く歌い上げる。ハープの響きの洗練、弦楽の甘やかな響きは、切なささえかき立てる・・・。いや全くスゴイ。

マスネの「タイスの瞑想曲」は、これも絶品。このCDの白眉かな。
世界一のコンサート・マスターと謳われたミシェル・シュヴァルベのソロ・ヴァイオリン。美麗にして艶やか、カラヤンの意図を汲んで、仕上げも大層綺麗。磨き上げたヴァイオリンであるとともに、妖艶なまでの美しさ。残響成分も多いので、夢見るような味わいもある。これもスゴイ。

さらに・・・・・
ジョルダーノの「フェドーラ」第3幕間奏曲
チレアの「アドリアーナ・ルクヴルール」第3幕間奏曲
ヴォルフ=フェラーリ「聖母の宝石」第3幕間奏曲
マスカーニ「友人フリッツ」間奏曲

と続きます。胸がいっぱいになります。
胸焼けするかもしれません。胃薬が要るかも?
口直しに辛いものが欲しくなるかもしれません。

録音は今も上々。
イエス・キリスト教会の残響が心地よく、甘い夢を見るがごとく、美しい旋律が続きます。


(EMIの激安ボックス2つ、注文してしまいました。しばらくは手元不如意であります・・・・・(^^ゞ・・・・)




AUTHOR: ひろはや DATE: 01/11/2008 07:08:21 おはようございます。
カラヤン指揮の管弦楽曲は、いろいろ聴いてますが、思わず引き込まれて聴いてしまいますね。つくづく巧いなあと思います。
LP時代は、ヴェルディの序曲・前奏曲全集(ベルリン・フィル/1975年)(DG)やワーグナーの管弦楽曲集(ベルリン・フィル/1974年)(EMI)など貪るように聴いた想い出があります。CDになってからも、R・シュトラウスやリストなどの管弦楽曲はイイですね。
そんな訳で、2月に出るEMI全録音集とDECCAレコーディングスを心待ちにしています。
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コメント

失礼しました。
訂正です。
リリー・クラウスは1903年生まれでした。
作曲家では、あとメシアンも1908年生まれです。

おはようございます。
1001回目のエントリーということで、バッハの無伴奏の為のソナタとヤマをかけていたので見事ハズレました。
手元にあるCDはオリジナルとは選曲が違うようで「聖母の宝石」や「椿姫」は収録されいないかわりに「時の踊り」や「ファウスト」のバレー音楽が入っています。
カラヤン節全開で美しくも官能的な響きに酔ってしまいます。
「フェドーラ」「ノートルダム」「友人フリッツ」・・・・
痺れます!

おはようございます。
今日から寒くなるようですね。

このCDは私も持っていて、時々聴くことがあります。
このようなCDは今はなくなっていますね。
現在のベルリン・フィルによる名曲集を聴いてみたいという人も、結構いるかも知れませんね。

その代わりというわけではないのですが、
「オペラ!」というタイトルで、
ベルリン・フィルのホルンセクション8人による、オペラなどの旋律集が発売されるようです。

レーベルは異なりますが、ウィーンの名手達の「ウィンナ・ホルン」に続く楽しみなCDですね。

こんにちは。
この類いの演奏にかけては、独壇場にあると思います。
対抗できる人はいないんではないでしょうか。
イメージ的にはオーマンディかと思いますが、聞いたことがないのでなんとも言えません。

>猫よしお 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
生誕100年の音楽家、結構いますね。知りませでした。ありがとうございました。
アイヒホルンはブルックナーしか知らないんですが、穏和な演奏で心癒されました。カイルベルトは、話題のワーグナー「リング」初のステレオ録音盤を聴いてみたいと思っています。
オイストラフもベートーヴェンやブラームスの協奏曲は愛聴盤です。

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。
カラヤンのこのCDは、LP時代から再発を重ねて、廃盤になったことはないようですね。再発のたびに収録曲が少しずつ変化しているようです。
LPでも持っているんですが、微妙に変わってます。
「タイスの瞑想曲」はさすがに、いつも入っているようです。シュヴァルベのヴァイオリン、たまらない美しさですね。
こういう曲を一生懸命録音する指揮者は、さあ、カラヤンくらいだったように思います。スゴイ指揮者ですね、ホンマに。

>hsm 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
四国もだいぶ今日は冷え込んできています。雨も降りました。氷雨です。

ベルリン・フィルのホルンセクションの演奏、それは興味あります。是非聴いてみたいですね。オペラの名旋律の編曲集は、聴いていて心安まります。プッチーニなんて、ホンマにすごいメロディ・メーカーですよね。

カラヤンのこのCDは、ベルリン・フィルの合奏力も楽しめますね。素晴らしいオーケストラと思います。

>よんちゃん 様
こんばんは。いつもお世話になります。
この手の演奏は、確かにオーマンディも上手ですね。明朗で心地よいゴージャスサウンドが聴けますものね。
カラヤンの方が少しエロティック、妖艶な魅力を感じます。美人の流し目にフラフラッとなってしまう・・・・例えは悪いんですが、そんな演奏です。
いやぁ・・・・・カラヤンはスゴイと思います。

お世話になります。
いつもコメントありがとうございます。
mozart1889さんのブログは素晴らしいですね。
毎日更新できるのは、それだけ苦労もあるでしょう。
LPやCDなどの所有がこれだけ多く優れているのは、もちろんですが
アクセス数が毎日1000件を超えている事実は驚異的なことです。
それだけ良いブログの証明ですね。
感謝しています。本当にありがとうございます。

おじゃましますぞ。
収録曲を見ただけでワクワクする一枚ですな。序曲集ならアバドやムーティでも頷けるが、間奏曲集となるともうカラヤンの独壇場。
カラヤンのレパートリーの広さは驚異的じゃが、アルプスの北側でここまで完璧にイタリア音楽を我が物にした指揮者は空前絶後、カラヤン独りではなかろうか。スカラ座管ではなく、BPOが演奏するというところも凄い。
カラヤン・マジックにはいつも陶酔させられてしまいますわ。
「アドリアーナ・ルクヴルール」は間奏曲もエエが、一貫して甘く切ない全曲もエエですなぁ。「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲もよく出来た名曲だといつも思う。そしてこの曲で思い出すのが、ゴッド・ファーザーpart3の衝撃的かつ感動的な名ラスト・シーン。上手く使われておりましたな。


>猫よしお 様
おはようございます。過分なお褒めの言葉、恐縮です。猫よしおさんにはホンマに毎日コメントを頂戴して、こちらこそお礼申し上げます。
いつも有り難うございます。
そのコメントが励みになります。ホンマ、感謝しています。
アクセス数は、さあ、検索ロボットなどによるものかなぁと思います。クラシック音楽ファンでネットにアクセスする方が、そうそう世の中にいるとも思えませんので・・・・。それにここDoblogもマイナーなところですしね。

しかし、ホンマに恐縮です。ポツポツ書いていくと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

>峠茶屋の爺 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ホンマに、アルプスの向こうでこんなに上手にイタリア音楽を振る指揮者がいるとは、驚きだったでしょうね。スゴイです、カラヤンは。
選曲も絶妙ですよね。僕はこのCD(昔はLPで聴いてました)で、これら間奏曲の楽しみを覚えました。カラヤンのおかげです。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲、名曲ですね。
ゴッド・ファーザーpart3で使われたことは知りませんでした。観ていないんです。いつか観てみたいです・・・・・そうですか、ラスト・シーン・・・・観てみたいです。

こんばんは。本年もよろしくお願い致します。さて、この類の小品集といえば、やはりカラヤンの独壇場_極上の美しさと表現力で立派に”聴かせて”くれます。あとは録音_で、EMIのボックス管絃楽曲編には同種のCDがかなりの枚数含まれているようですが、モノラルが多くて曲目もダブっており、今のところ見送る公算大です。他方、デッカのボックスは割高ですが、演奏・録音ともその魅力には抗し難く、結局オーダーするハメに。ただHMVは値引きセールだのポイント2倍だのをとっかえひっかえ行うので、どのタイミングで購入すべきか悩んじゃうんです_セコいあ話ですが。(続く)

ところで大晦日に届いたエラートのボックス、手持ちとのダブリが少ないならかなりのおススメ品ですよ。このレーベルらしく、けたたましさとは無縁の、粋で優雅な演奏が期待できそうです。そしてカイルベルトのベートーベン_三十数年前、クラシック初心者だった私が「1000円で買えるLPがあるのか!」と感激し、聴いて即失望したあの演奏が蘇ったのです。リマスタリングされたCDの音質は見ちがえるようで、気骨のあるがっしりとした響きに感激しました。他にもややツウ好みの演奏が目白押し、時間さえあればなア_ま、今年もノンビリいきたいもんです。ではまた。

こんにちは。
 カラヤンのオペラ間奏曲集..........名盤中の名盤、なのですが、私が持っているのはカヴァレリア/パリアッチの3枚組セットに入っているもの。mozart1889さんの書かれてるCDのトラックをほぼカバーしている筈ですが、こちらには1971年の録音アイテムは無いので、何か違うんでしょうね。
 カラヤンの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲は、全曲もそうですが、極上ですね。

 このCDで思い出すのは、同じくカラヤン指揮ベルリン・フィルの「イーゴリ公」ダッタン人の踊り。あれは本当に極上の音楽でしたっけ。


と、今気付いたのですが、私の持ってる3枚組は、「カヴァレリア/道化師」がスカラ座管。なので、恐らく録音が違うのは、「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲なのでしょうね。


>shibera 様
おはようございます。本年もよろしくお願いします。
さて、カラヤンのEMIボックスは、年末のHMVバーゲン割引の時に注文済みです。割引率が高かったんです(と、思うんですが・・・・(^^ゞ)。オペラなどはいくつかダブるんですが、これは激安のなので注文しました。
DECCAレコーディングスはだいぶダブるので見送ることになると思います。そして、エラートのBOX、これも何枚かダブるんです。ピリスのモーツァルトなど、食指の動くものもあるんですが、今のところ手元不如意なので、「オークションなどで安く出たとき狙い」をしています(苦笑)。
置き場所に困るんじゃないかと思うほど、この頃はボックス買いです。整理しなくちゃイケマセンね。
有り難うございました。感謝してます。

>Verdi 様
おはようございます。いつもお世話になります。
カラヤンの「カヴァレリア・道化師」の3枚組、欲しいです。評判高い演奏ですね。カラヤンは独墺系も巧いのに、どうしてあんなにイタリア歌劇も巧いんでしょう。ゾクゾクするくらい決まってます。プッチーニなども、もう、涙なしには聴けません。
「カヴァレリア」間奏曲はベルリン・フィルの演奏ですので、別テイクのようです。LPの時から収められていますので、わざわざBPOを起用して、間奏曲・前奏曲集を録音しているんですね。目の付け所が、さすがカラヤン。他の指揮者では考えられないです・・・・・そして、その演奏は最高級でした。

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