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ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」 プレヴィン(Pfと指揮)/ロンドン響

「のだめカンタービレ」の再放送とパリ篇、三男坊が録画してあったようで、一緒に観ておりました。
なるほど、やはり何度観ても、音楽がうまいこと使われてますなぁ。感心しました。
Sオケなど実に若々しいし、可笑しいくらいにカッコイイもんです。
マングースのピアニカも良かったですね。大笑いでした。

そこで今日はガーシュウィンをいきましょう。

ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」。
アンドレ・プレヴィンの指揮とピアノ独奏、ロンドン響の演奏。
1971年6月、ロンドンのアビーロード・スタジオでの収録。EMI盤。

プレヴィンのピアノはジャズっぽい魅力を発散させつつも、綿密に、計算され尽くした美しさで聴き手に迫ってくる。ピアノの音は、柔らかく暖かく端正な感じで、雰囲気豊かに響いてゆく。そして、時にハッとするような瑞々しい音が立ちのぼる。また、しなやかで流麗な音楽を産みだしたりもする。
タッチも繊細だし、微妙はニュアンスの変化は味わい深い。才人プレヴィンの面目躍如といったところだろう。

オーケストラは野性的で荒々しいところがあるのだが、ピアノは美しく品を保つ。この辺りが、プレヴィンの美質なんだろうと思う。センスが良く、行儀も良い、ということか。
ロンドン響は好演。個々のプレーヤーはとても巧いし、ロンドンのオケながらワイルドなアメリカンな魅力タップリ。アンサンブルは少し怪しいところがあるのだが、その怪しさ・微妙さが、かえってガーシュウィンの魅力を伝えているような気がする。音楽的には発展途上であったアメリカの、ジャズと融合した(その点では土俗的・民衆的なものだった)音楽の、それまでの伝統的なクラシック音楽にはないある意味怪しい部分・・・・その魅力をよく伝えていると思う。

ガーシュウィンがCMやドラマの音楽に当たり前のように用いられている現代、この演奏は、ガーシュウィンがもう十分に古典になっているんだなと思わされる1枚でもあった。最初からラストまで一気に聴かせる名演なのだが、特に、ラストはカッコイイ。
ピアノのソロが、やがてオーケストラと一体となってゆくところは圧巻。大きな盛り上がりは感動的。オケも熱演。

録音状態、良好です。
1970年代のものとしては標準的というべきかな。
上々の聴き心地なんですが、ヴァイオリンと打楽器は少し荒れている感じもします。これは経年によるものですかね。



AUTHOR: mikotomochi58 DATE: 01/10/2008 06:32:44 エントリー1000件おめでとうございます。また、ご苦労さまです。ほんと毎日、朝早く、これだけ継続されたことにには、頭が下がります。お体に注意されて、これからも、我々を楽しませて下さい。ありがとうございました。
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コメント

昔々のそのまた昔、爺がまだ高校生くらいの頃じゃと思うが、大阪のラジオ深夜番組「夜明けまでご一緒に」のタイトルミュージックが「ラプソディー・イン・ブルー」でしたな。
クラリネットのグリッサンドに続く何とも妖しげな和音にたちまち取り憑かれたが、今思えば粋な音楽を流しておったもんですな。
これぞアメリカ音楽の真髄とも言える曲じゃから、やはりバーンスタインの演奏がエエですなぁ。
聴いたことはないが、トスカニーニの録音には驚いたし、ネヴィル・マリナーが録音しているのにはもっと驚きましたな。


こんばんは。
mikotomochi58 様のお言葉に付け加えることは何もありません。
mozart1889様のブログは生活の一部になりました。
これからも宜しくお願いいたします。

こんにちは。
プレヴィンのラプソディ・イン・ブルー、弾き振りによるこのEMI盤、良いですね。

コステラネッツと共演した60年録音版(CBS)は、ピアノが適度に荒っぽくイキが良くて好きです。
同時収録のガーシュイン「ピアノ協奏曲」がまた良くて、愛聴盤。
プレヴィンの「ピアノ協奏曲」は3種ありますが、このコステラネッツ共演版が一番良いかも。

84年録音の弾き振り盤(フィリップス)は、格調高いです。でもちょっと上品すぎる?

こんばんは。
1000エントリーですかぁ。素晴らしいですね。
もっとも僕もWEB美術館をだらだらと10年近く続けていますが(苦笑)

最初に買った「ラプソディ・イン・ブルー」がこのプレヴィンのLPでした。
その後もバーンスタインの新旧盤、MTTのRCA盤と結構持ってますねぇ。
2台のピアノ版だと、ラベック姉妹の演奏したLPもあります。
さほど意識したことは無いのですが、ガーシュウィンが好きなんでしょうね。

もっともガーシュウィンの本領は歌曲にあると思うので、ジャズ・ヴォーカリストの歌う「サマー・タイム」や「アイ・ガット・リズム」などを聴くことが多いです。

1000エントリーおめでとうございます。
貴ブログは、私のリファレンスです。各音盤についての的確な評、いつも楽しく、かつ勉強させてもらいながら読ませていただいております。

「ラプソディ・イン・ブルー」、私はオーマンディ/フィラデルフィアのゴージャスなサウンドで楽しんでおります。プレヴィンもいかにも良さげですね。

こんにちは。

 プレヴィンは、今になってもやっぱり私の中ではジャズ・ピアニストなのであります。シェリー・マンとのトリオで録音した、ウェストサイド・ストーリーのナンバー、マイ・フェア・レディのナンバー、いずれも半世紀前の録音ですが、捨て難いです。
 で、ラプソディー・イン・ブルーも、やっぱりコステラネッツ・オーケストラと入れたのが好みで..........あくまでクラシック音楽をやってるのだけど、微妙にスゥィンギーなニュアンスが入るのが程良くて。
 ロンドンフィルの方は、もうちょっとスマートな感じでしょうか。
 今時だと、完全にクラシックやってるオケと、徹底してポストモダンなジャズをやってる小曽根真あたりがいいですね。


>mikotomochi58 様
おはようございます。暖かいコメントを有り難うございました。
のんびりとクラシック音楽を聴くのが好きです。
朝早いのは加齢のせいでして、今や努力要らずです。だいたい、5時頃には目覚めています。
そのかわり、夜はダメですね。10時には眠くなって・・・・・・床に入ってしまいます・・・・・・(^^ゞ

>ひろはや 様
おはようございます。いつもお世話になります。
好みが同じで嬉しいです。僕も、バーンスタイン盤にデュトワ盤、大好きです。それに、オーマンディ盤、これもアメリカンな演奏で好きです。
「のだめカンタービレ」のおかげで、この曲も一気に有名になった感じがします。もともと、「どこかで聴いたことがある曲」だったと思うんですが、我が家でも大人気であります(^.^)

>猫よしお 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
プレヴィンのピアノ、エエですね。ホンマに才人、何をやらせても巧いなぁと思います。
MTT盤は未聴なんです。
これは是非聴いてみたいですね。

>峠茶屋の爺 様
おはようございます。いつもお世話になります。
マリナー盤もあったんですか。知りませんでした。今や世界的な音楽ですね・・・・・・でも、やはりアメリカンな演奏で聴いてみたいと思います。
プレヴィンは見事な演奏でしたし、おっしゃるようにバーンスタイン盤はウキウキしてくるような明るさが好きです。
楽器の使い方も見事ですよね。大好きです(^.^)

>天ぬき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
プレヴィンに、バーンスタイン、そしてデュトワにオーマンディ・・・・・この辺の演奏はとてもエエですね。
これからもよろしくお願いします。

>木曽のあばら屋 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
コステラネッツとの共演盤もあるんですね。それは知りませんでした。さすが、木曽のあばら屋さん、有り難うございました。
是非聴いてみたいですね・・・・プレヴィンのキャリアとしては初期のものじゃないですかね。
1984年のピッツバーグ響との演奏は、確かにオトナの雰囲気、フィリップスの録音も雰囲気豊かでしたね。

>Summy 様
おはようございます。いつもお世話になります。
Summyさんは10年選手、それはスゴイですね。継続の力、素晴らしいです。
さて、ガーシュウィンの「サマー・タイム」や「アイ・ガット・リズム」、これはエエですね。僕にとっては、長いこと曲名を知らず、どこかで聴いたことがある曲でありました。有名な曲ですね。
MTTは未聴なんですが、我が家にはバーンスタインやオーマンディ、たぶんラベック姉妹も・・・・僕もガーシュウィン、好きなんです(^.^)。


>すけ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。感謝です。
オーマンディのゴージャス・サウンドはホンマにエエですね。アメリカンな明るさも心地よいです。
ガーシュウィンは、やはりアメリカの音楽だなぁと思います。
この演奏はしかしロンドンです。きっと、プレヴィンのピアノと指揮の巧さに触発されたんでしょうね。イイ演奏と思います。

クラシック音楽の絵日記のようなもんなんですが、今後ともよろしくお願いします。

>Verdi 様
おはようございます。いつもお世話になります。
僕はジャズは全くアカンので、スミマセン。殆ど聴かないんです・・・・というより、クラシック音楽で手一杯、守備範囲の広いVerdiさん、すごいと思います。

で、コステラネッツとの演奏も知らなかったんですが、これは是非聴いてみたいですね。ジャズの魅力横溢とか、探してみたいと思います。
ありがとうございました。

こんばんは。
先ずはエントリー1000件達成おめでとうございます。
ラプソディ・イン・ブルーはのだめのエンディングにピッタリでしたね。この曲を聴く度にのだめの踊る姿が目に浮かびます。
僕が聴いているのはシャイー指揮、ラベック姉妹(P)/クリーヴランド管による本場アメリカ物です。
明るい中にもジャズとのコラボを思い起こさせる切なさに満ちた、素晴らしい演奏です。
次はプレヴィン盤、バーンスタイン盤も聴いてみたいです。

>ヤマちゃん 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。恐縮です。
「のだめカンタービレ」のエンディング、ホンマにぴったりの選曲でしたね。タイトルバックも楽しめました。
ラベック姉妹の演奏では、ピアノ版を聴いています。美人ですよね・・・・(^.^)
プレヴィンのはセンス溢れるピアノで、とても良かったですし、バーンスタインやオーマンディ盤は、明るくアメリカンな演奏で、これも楽しく感じました。

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