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チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 ハイフェッツ(Vn) ライナー/シカゴ響

Doblog、今朝は不調です。大変に重いです。更新不如意でありました。

さて、「のだめカンタービレ」では、楽しく音楽を聴きました。
今日もその課題曲を。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35。
ヤッシャ・ハイフェッツのヴァイオリン独奏、フリッツ・ライナー指揮シカゴ響の演奏。1957年4月、シカゴのオーケストラホールでの録音。RCA盤。
カップリングはメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。いわゆる「メン・チャイ」であります。

ハイフェッツの圧倒的な技巧を堪能できる世紀の名盤(・・・とは大げさか?)。
一音一音が光り輝くヴァイオリン。ギリシャ彫刻のように均整の取れた名演。形式と内容を高度に止揚させた演奏。この曲はホンマモンの名曲なんや、と実感させてくれる演奏。
その分、ロシア臭というか土臭いというか、そういうものからは遠く、グローバルな演奏という感じ。格好つけた言い方だが、普遍的な演奏になるんだろうなぁ。

ああ、それにしても凄いヴァイオリン。目がくらむようなテクニック。冴え渡るヴァイオリンの音。高速であればあるほど調子が出てくる感じのヴァイオリン。ハイフェッツ恐るべし。
遅いところでは情感豊か。その情感は、透明な抒情。透きとおった哀しみが流れてゆく。ドロドロした感情ではなく、高貴な、澄み切った抒情。その中に、幾多の想いが込められている感じ。
そして、何より美音。音が綺麗。高音の伸びなどゾクゾクするほど美しい。その伸びたヴァイオリンの音は、最後まで同じ太さで、まっすぐに伸びてゆく強靱なもの。先細りしたり、腰の弱い伸びだったりしないのだ。

伴奏も立派。ヴァイオリンの「付け合わせ」ではない、本物の大管弦楽。ダイナミックに、そしてシンフォニック、さすがにライナー/シカゴ響と思う。豊かにヴァイオリンを包み込んでゆく。
いや、包み込もうとしても、ハイフェッツはそこから飛翔する。自由に飛び廻る。スゴイ。これぞ協奏曲の醍醐味じゃないか。

特に第1楽章の自在さは、見事としか云いようがない。目がくらむような輝かしさ。(耳がくらむ、か?)。神々しいばかり。
第2楽章ではハイフェッツにそっと寄り添うシカゴ響の伴奏がイイ。蜜月、恋人のささやきのよう。
そして終楽章は胸のすく快演。ハイフェッツのヴァイオリンは爽快そのもの。切れ味鋭い日本刀。バッサバッサと斬って捨て、どうだと云わんばかりの大見得。しかも汗一つかいていないんじゃないか・・・?。真の名優とは、そんなもんなんだろう。

素晴らしい録音です。
50年も昔の録音とは思えない鮮明さです。
当時のRCAの録音技術の高さを物語る1枚と云えるんじゃないかと思います。


<チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 過去のエントリーです>
■諏訪内晶子(Vn) ・アシュケナージ/チェコ・フィル
■チョン・キョンファ(Vn) ・デュトワ/モントリオール響
■ムローヴァ(Vn) ・小澤征爾/ボストン響
■デュメイ(Vn) ・チャカロフ/ロンドン響


AUTHOR: 猫よしお DATE: 01/09/2008 07:33:14 おはようございます。
このハイフェッツとライナー/シカゴ響盤は
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲としては
おそらく最高の歴史的名演だと思います。
録音、演奏共に完璧です。
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コメント

>mikotomochi58 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。
おっしゃるように、ハイフェッツの演奏は、技術やなんやという次元を超えた凄みがありますね・・・・同感です。スゴイです。圧倒されます。これぞ名盤・・・・と云いたいところです。

さて、記念すべきと言われて、思い当たらない鈍感なワタクシでありました。
結婚記念日は1月27日(mozartの誕生日です)やしなぁ・・・・・何やろか?・・・と考えていたら、ああ、明日でエントリー1000件ですね。おお、スゴイ・・・・長続きするもんですね・・・と感心した次第です。
ありがとうございました(^.^)

こんばんは。今日はチャイコンですね。
残念ながらハイフェッツは未聴なので、近いうちに是非聴きたいと思います。
それから、チャイコンと言えば昨年8月23日のN響松山定期演奏会で聴いた神尾真由子の凱旋演奏、素人の僕が観てもテクニック、表現力ともに完璧で感動的なパフォーマンスでした。

こんばんは。
ハイフェッツのメンチャイ。私の大愛聴盤です。チャイコは全曲通じて凄いですが、終楽章のラストの快感が好きで何度も聴いてしまいます。
ハイフェッツは、オケと張り合ったとき(ヴァイオリン・ソナタなどよりはコンチェルトを弾くとき)に一番その凄味を発揮しているような気がします。

こんばんは。
チャイコフスキーのVn協奏曲、大好きです。ハイフェッツ/ライナー/シカゴ響のCDは文句なしの名盤ですね。今あらためて聴きながら思いました。
ハイフェッツのVn協奏曲では、他にもベートーヴェンとメンデルスゾーン(ミュンシュ/ボストン響)、ブラームス(ライナー/シカゴ響)など素晴らしい演奏だと思います。

私はこの演奏ブラームスのVn協とのカップリングで聴きました。ハイフェッツ、恐るべしですね。凄いの一言。怖いくらい完璧です。

>ヤマちゃん 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
昨夏の県民文化会館での神尾真由子さん、仕事が忙しくて行けなかったんですよ。良かったそうですね。
せっかくN響が愛媛県に来てくれたのに、全く残念でした。
悔いが残ります・・・・・・(T.T)

ハイフェッツのは神々しいばかりの名演。録音は古いですが、今もエエ音で聴けると思います。

>すけ 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
すけさんも、ハイフェッツ好みでしたか。終楽章など凄まじいですよね。同好の方がいらして嬉しいです。
そうそう、ハイフェッツは協奏曲の時の方が切れ味鋭く、飛翔するような演奏を聴かせてくれますね。僕も実に同感です。そう思います。

>ひろはや 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
ハイフェッツの、いわゆる4大ヴァイオリン協奏曲は、LP時代から聴いているんですが、どれもスゴイ演奏と思います。有り余るテクニックに、天馬空を行くような爽快さは、何度聴いても凄いなぁと思います。
おっしゃるように、ブラームスもベートーヴェンも名演と思います。今度ベートーヴェンをエントリーしてみたいと思っています。

>ちぇり 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
ハイフェッツ、スゴイですね。圧倒的なテクニックで、胸のすくような気分です。爽快な名演なんですがバックもスゴイです。ライナー/シカゴ響は、ショルティ時代とはまた違った強靱さですね。
ブラームスの協奏曲も、僕には愛聴盤なんです。

こんにちは。
 はい。ハイフェッツも、例によってLP末期のRVCの廉価盤シリーズで買い集めたレパートリーの内でした。チャイコフスキーも勿論ありました。メンデルスゾーンとのカップリングではなかったような?どうだっけな?
 CD時代に入ってからはあまり聞いてないのですが、昔はヴァイオリンと言えばハイフェッツ(他に知らなかったから....)、でしたっけ。技術も凄いですが、それがきちんと音楽として、「歌」として出来上がっているところがやはりそこらへんの「技巧派」とはちょっと違うというところでしょうか。


mozart1889さん、こんばんは。
ハイフェッツのチャイコン、すごいですよね!
メンコンも含めて、最高の演奏と思います。

これらの曲は、どちらも曲そのものがロマンチックでメロディが濃厚なため、あんまり情緒たっぷりな演奏は、うぐいすにはくどくていまいちなのです。ハイフェッツのように颯爽と弾ききってくれる演奏は非常に好ましいですね。
ハイフェッツは他にも好きな演奏多いのですが、トスカニーニと組んだ、モノラルのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲もいいですね。

こんばんは。
一時期、ハイフェッツ&ライナーばかり聴いていました。
最近は浮気心も出て、オイストラフ&オーマンディ(この米CBSのLPなかなか良い音です。)、キョンファ&プレヴィン(DECCAの録音で雰囲気満点!)、そしてお色気満点のムター&プレヴィン等々気分で聴いてます。
バイオリン協奏曲では大好きな1曲です。

それでは、これから宿題レポート書きます・・・。

>Verdi 様
おはようございます。コメント感謝です。
そうですそうです、LP末期にRCAの廉価盤が沢山出まして(なぜか値付けは1200円でした)、随分僕も買い込んだクチです。
ハイフェッツの演奏は凄いなぁと思うのは、技術だけでなくて、おっしゃるように「歌」が入っているからなんでしょうね。
いつ聴いても圧倒されます。孤高の存在です。

>あるべりっひ 様
おはようございます。コメント感謝です。
宿題レポート頑張って下さい。忙しいのに有り難うございました。

ハイフェッツ、スゴイですね。いつも感動します。
オイストラフ/オーマンディの著名な演奏、実は聴いたことがないんです。昔から有名なのに聴く機会がありませんでした。いつかは聴いてみなくちゃと思います。
チョン・キョンファとプレヴィンのは昔LPで聴いていたんですが、国内版の音が悪くて放ってあります。聴き直してみようかなと思います。

>うぐいす 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ハイフェッツとトスカニーニの演奏が聴いたことがないんです。いつかは聴いてみたいです。
我が家にはモノラル盤が少ないというか、昔の演奏があまりないんです。フルトヴェングラーもベートーヴェンくらいしかありません。イカンですね・・・・・(^^ゞ

ハイフェッツのヴァイオリンは、おっしゃるようにベタつかず、颯爽としているのがエエですね。スカッとします。
情緒纏綿のヴァイオリンを聴きたいときには、他の演奏にしています(^.^)

mozart1889さん、こんにちは。
私も「のだめ」の録画を少しづつ観ています。
マングースは可愛いですよね。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ですが、しっかり全楽章聴いたのは、神尾真由子さんのテレビでした。
なんとも言えないヴァイオリンの音色に驚きました。
今年は彼女の演奏会に足を運ぼうと思っています。

>yuri 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
神尾真由子さんのチャイコフスキー、昨夏、愛媛県民文化会館でのN響コンサートの演目だったんですが、仕事の関係で聴きそびれました。残念だったです。期待の星ですね。
是非、聴いてみたいヴァイオリニストですね。

こんばんは。
本日、新居浜のタワレコにて、ハイフェッツの4大ヴァイオリン協奏曲(ベトコン+メンコン、ブラコン+チャイコン)をゲットしてきました。
RCAのLIVING STEREOシリーズですが、50年前の録音とは思えない良い音です。

ハイフェッツのヴァイオリンは、どの曲でも生き生きとしてて、テクニックのすばらしさは勿論のこと、煌く音色がすばらしいですね。
これを機に、ハイフェッツにはまりそうです。

>ヤマちゃん 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
新居浜タワレコですか。RCAのバーゲンやってたでしょう?僕もライナー&シカゴ響のCDを何枚か仕入れました。キーシンのショパンも。
ハイフェッツを聴いてしまうと、あの素晴らしいヴァイオリンに酩酊してしまって、しばらく他のヴァイオリンを聴けなくなりそうでした。煌めく音色,おっしゃるとおりですね。

グリュミオーの美音たっぷりのヴァイオリンで口直ししたりしました・・・・・。

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