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ブラームスの交響曲第1番 ハ短調 作品68 ドホナーニ/クリーヴランド管

大掃除進行中です。天気がよいので有り難いですな。
餅つきの準備もしなくちゃなりません。トシをとると、子供の頃に正月が楽しみだった気持ちを忘れがちなものですが、ああ一年が終わるのだなぁという感慨はあります。月日が過ぎるのが早くなりました。

さて、掃除の合間に聴いたのはブラームスでした。

ブラームスの交響曲第1番 ハ短調 作品68。
クリスト・フォン・ドホナーニ指揮クリーヴランド管の演奏。
1986年、マソニック・オーディトリウムでの録音。TELDEC盤。

男らしくサッパリとしたアプローチで、クリーヴランド管の機能性を前面に出してきた快演。スッキリとした爽快さが特徴的な解釈なのだが、響きは実に豊かで、ふっくらとした音楽が適度に広がってゆくので、聴いていてまったく心地よい。
クリーヴランド管の本来の音は、このくらい豊麗なのだろうと思う。CBSソニーでのセルやマゼールの録音は、硬くて高音がキツく聴き疲れするのだが、ドホナーニ時代になってからはDECCAやTELDECの録音が良いのだろう、とてもよく鳴るオケであること、その真価が発揮されてきたと僕は思ったものだ。セルやマゼールの演奏はもちろん素晴らしかったのだが、何せ、録音の良くないレコードが多かった・・・・・。

さて演奏。
第1楽章の力感。音が十分に広がり。男らしく逞しい音楽づくり。そして、音楽そのものは筋肉質で精悍なフォルムなのだが、響きは豊かなので、聴いていて、包み込まれるような快感がある。

第2楽章の抒情性も見事。ソロ・ヴァイオリンの美しさは筆舌に尽くしがたい。ブラームスが書いた最も美しい旋律の一つだろう。弾いているのは、コンマスのダニエル・マジェスケかな。ウットリする。

第3楽章も素晴らしい。アンサンブルが良いので、音楽がキッチリと伝わってくる感じ。引き締まって、ダレないのがイイ。ブヨブヨした音楽にならないのが、ドホナーニのいいところだと思う。

そしてフィナーレは熱気あふれる表現。力強く、逞しく、情熱的。終曲へ向かって熱く燃え上がる。あまりくどくないし、ベタつかなアッサリ系の表現なのだが、音楽は熱い。ドホナーニらしいと云うべきか。

録音は素晴らしいです。このコンビでのブラームスは、3番4番交響曲のCDもエエ音してました。エンジニアが良いんでしょうか。素晴らしい広がりを持った録音でありまして、聴いていて実に心地よいんです。
ああ、セル時代のレコードがこの音で鳴ってくれたら・・・・・欲望は尽きません(^^ゞ。


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