スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェヘラザード」 小澤征爾/シカゴ響

本日8月末日、この数日は曇天雨天続き、気温も下がってすっかり秋めいてきました。
夏の終わりに夏っぽい音楽を聴いておきましょう。

リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェヘラザード」 作品35。
小澤征爾指揮シカゴ交響楽団の演奏。
1969年6月の録音。EMI原盤。
懐かしい東芝EMIのセラフィム盤LP。廉価盤だったので、昔は、随分助かったもんです・・・・・・・。安いのは有り難い。

若者が颯爽と指揮して、一気呵成にやってしまうと、こういう演奏になるのかな。
これは、小澤征爾若き日の素晴らしい演奏。豊潤で、勢いがあって、凛々しく、また初々しく、頬が火照ってくるような麗しさに満ちた名演と思う。
名人集団シカゴ響を存分に鳴らし、ドライブしきっているのが何より素晴らしい。小澤は若い頃からテクニック抜群だったんだろう。

第1楽章「海とシンドバッドの船」は元気一杯で迫力十分。押しまくる力がある。素直な直球勝負の爽快感がイイ。

第2楽章は「カランダール王子の物語」。抒情的な表現が印象的。小澤のしなやかな感性が良い方向に発揮されている感じ。音楽は新鮮で硬質、引き締まってスリムな感じ。筋肉質のオーケストラが展開する。潔い演奏、サムライ的な演奏と云うべきか。

第3楽章「若き王子と王女」は、青春のロマン。淡い着色の水彩画的表現だが、やや硬い感じもする。小澤は、ここでもストレートをどんどん放り込んでくるのだ。手練も手管もなし。精一杯の若さが横溢する。

第4楽章「バグダッドの祭り、海、青銅の騎士のある岩での難破、終曲」。
強烈な盛り上がり。意気盛んなフィナーレ。小澤は大編成のオーケストラを振らせるとホンマに上手い。もう、若い頃から巧かったんだなぁとつくづく思う。終曲まで息もつかせぬ迫力と、時に強引なまでの速球直球、これが聴いていて実に気持ちが良い。エエぞ、エエぞ、もっと盛り上げろ。

録音はヒス・ノイズが少し乗るものの、活気があって鮮やかな音がします。
40年も前の録音にしては素晴らしいと思われます。
特に管楽器が鮮やかで聴き応え十分。弦は少し硬いところがあります。
EMI録音、この時期のものはエエですねえ。




続きを読む »

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。