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ラフマニノフの交響曲第2番 ホ短調 ヤンソンス/サンクト・ペテルブルク・フィル

1時間ほど激しい雷雨。久しぶりのまとまった雨でありました。
全国的には各地で大雨、被害も大きいようで、お見舞い申し上げます。四国ではこれで渇水が収まればよいのですが。
今日も前線停滞の由、天気はぐずつきます。

さて、今日はラフマニノフを聴いております。

ラフマニノフの交響曲第2番 ホ短調 作品27。
マリス・ヤンソンス指揮サンクト・ペテルブルク・フィルの演奏。
1993年9月の録音。EMIの7枚組激安BOXからの1枚。新宿のディスクユニオンで中古盤割引価格で2,100円。新品でも激安なのに、何という時代か。15年前の録音がこんなに激安価格で入手できてしまう(15年前なんて、僕に云わせりゃ「最新」に近い新しい録音としか思えない・・・・)、何に感謝すりゃエエんかいな。

全編にわたって、いかにもラフマニノフらしい哀愁漂うメロディで一杯。聴いていると悲しさや懐かしさがこみ上げてくる名曲。この曲には専門家筋からは通俗に過ぎると批判があるようだが、映画音楽だってこんなに美しくないぞい。僕らド素人には、ホンマに美しく儚い名曲と思う。

指揮は今をときめくマリス・ヤンソンス。
ロイヤル・コンセルトヘボウ管にバイエルン放送響、天下の銘器を2つも手に入れた名匠の、これは若かりし頃の名演。(・・・・と思ったらヤンソンスは今年でもう65歳。ということは録音当時50歳、そう若くはなかったのか・・・)
サンクト・ペテルブルク・フィル(旧レニングラードフィル)の機能的な演奏も相まって、素晴らしく聴き応えがある。

ヤンソンスの指揮は素晴らしい。
ただ、欲を言えば、この交響曲がカッコ良くなりすぎた感じで、もう少し女々しくやってくれてもエエかなぁと思う次第。均整の取れた古典芸術、ギリシア彫刻のようなフォルムの見事さ・・・・・そんな感じの演奏であって、カッコ良すぎるのだ。
ラフマニノフは、身を捩り、身もだえするように、また甘ったるく、そうそう、砂糖菓子のように甘く演奏して欲しいと思う。ラフマニノフには、市井に生きる庶民の喜怒哀楽が似合う・・・・と思うのだ。例えば、昼メロのような、男女のドロドロした愛情のもつれ、憎しみに嫉妬、さらにお涙頂戴的な筋立てで・・・・・そんなものが合いそうに思うのだが・・・。

そうは云っても、第3楽章の美しさ、情緒纏綿とした旋律は忘れがたく、尽きせぬ魅力がある。木管もホルンも涙なくしては聴けない。ああ、ラフマニノフは天性のメロディ・メーカーであったのだ。

録音はもちろんデジタル、標準的な音であります。
もう少し奥行き感が欲しい感じ。オケが平面的に並んで、ペタッとした感じの音に聞こえます。ステージの雰囲気は良く出ているんですが、もう少し音の鮮度があってもエエかなぁ・・・と思いつつも、EMIですからねえ・・・・・。


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