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チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 ズーカーマン(Vn) メータ/イスラエル・フィル

昼から突風、それとともに雨が降り出しました。
雨の中を外回り、ちとシンドイ一日でありました。

さて、今日はヴァイオリン協奏曲を。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35。
ピンカス・ズーカーマンのヴァイオリン、ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルの演奏。
1984年3月の録音。CBSソニー国内盤で、1,000円シリーズの中の1枚だった。

ズーカーマンのヴァイオリンがたっぷりと響いて心地よい。適度な太さを持った音が良い。柔らかさと靱さを兼ね備えながら、ゆったり、たっぷりと旋律を歌うヴァイオリン。こういう音はイイ。僕は好きだなぁ。
テクニックも抜群。ジュリアード音楽院出身のことはある。録音当時ズーカーマンは36歳。ヴァイオリニストとして、知情意のバランスの取れた(そして技巧も!)、最も美しい姿が収録されていると思う。

第1楽章は、ロシアの憂愁はあまり感じさせないが、ロマンの香り濃厚な演奏。
ヴァイオリンがよく歌い、時にテンポが揺れる。聴いていて、情念の噴出を感じる。特にコーダが圧巻。素晴らしい出来。

第2楽章は優しい肌触り。潤いのあるヴァイオリンの響きが、実にイイ。濡れたような音で聴くチャイコフスキーもエエなぁと思う。

フィナーレは一転、迫力十分で、一気に押し切る。そのダイナミズムや、良し。

メータ/イスラエル・フィルの伴奏はスケール豊かで、実に大らか。神経質に鳴らず、ゆったりと構えてズーカーマンを包み込んでゆく。そして、時に、ズーカーマンを大きく飛翔させるような感じの伴奏。
オーケストラの響きも十分に美しい。

1984年の録音というと、つい最近のようでいて、もう四半世紀近く前になってしまった・・・・・・としみじみ聴いておりました。
エエ音です。家庭で聴くには十分な音です。

僕がクラシック音楽を一生懸命に聴いていた頃の録音であります。懐かしいです。
いや、今も一生懸命聴いているつもりですが、当時はもっと純粋であったよう気がするのです。
そんな感慨を持って、聴いておりました。




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