スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モーツァルトの交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」 スウィトナー/SKD

日曜日は時間が取れまして・・・・・。
LPなどを聴いておりました。

モーツァルトの交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」。
オトマール・スウィトナー指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。
1973年3月、ドレスデンのルカ教会での録音。独シャルプラッテンの原盤。
徳間音工のET1001。1,500円の廉価盤LP。

1982年7月に廉価盤化されて、いそいそと買い込んだことを思い出す。
古い話ですなぁ。昔懐かしいLPなのだが、今聴いても演奏は実に新鮮。

第1楽章の心地よいテンポ。非常に快速でスッキリ、爽快なドライブ感がある。このくらい速いと、心が洗われて、涼やかな風が身体の中を通り抜けてゆくような快感がある。
ちょうど今の季節、緑の中で聴くのにふさわしい。

四国の田舎は今、グリーン・シャワーの季節。朝のジョギングは緑の葉擦れの音を楽しみながら、風になった気分を満喫できる・・・・・・。

そんな聴感がスウィトナーのモーツァルトにはある。
音はドレスデン・シュターツカペレらしく、練り絹のしっとり感と極上のアンサンブル。音がまろやかで、この温もり感、暖かさ・柔らかさは他のオケからはチト聴けない。

第2楽章はふっくらとしたサウンドが素晴らしく、優美な響きが聴き手を包み込んでゆく。ルカ教会の音のマジックかな。
しかし、それにしても、ああ、エエ音やなぁ。こんなオケに包み込まれたら、全く幸福だわなぁ。
弦のまろやかさはもちろんイイのだが、木管もとても味わい深く無理のない自然さでとても良い。普通に演奏しているのだろうが、極上の一品になってしまうところが、SKDのすごさかな。

第3楽章メヌエットは一転して快速、心地よい疾走。トリオも巧いもんだ。

そして見事なフィナーレ。オケが一体となって突き進んでゆく。快速でしなやか、軽快にして爽やか。
おそらく、今はこういう演奏は実演ではなかなか聴けない、旧いタイプの演奏になるのだろうが、そうした演奏の中で最も軽やかで美しいものと思う。
聴いた後の気分が、実に爽快。ベタつかないすっきり感が何とも云えない。
スウィトナーのモーツァルトは、いつ聴いても、ホンマに気分が良い。

録音は今も上々であります。
さすがに古びてきましたが、それが一種独特の暖かさにつながっている感じもします。
LPの特徴かもしれません。
独シャルプラッテンの丁寧な仕事と、録音場所のルカ教会の音響の素晴らしさを味わえます。



続きを読む »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。