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アルビノーニのオーボエ協奏曲 ニ短調 作品9の2 シャンボン(Ob) リステンパルト

今日は古い懐かしいLPを聴いてます。
愛聴盤です。

アルビノーニのオーボエ協奏曲 ニ短調 作品9の2。
ジャック・シャンボン(Ob)、カール・リステンパルト指揮ザール放送室内管弦楽団の演奏。
ERATO原盤の1000円盤LP。録音年の記載がないのでデータ不明だが、1960年代前半のものかと思う。

アルビノーニの協奏曲集作品9は、1722年アムステルダムで公刊された。パラチナ選挙侯マクシミリアン=エマニュエルに献呈された。
この曲集こそ、アルビノーニの最高傑作だろう。その中で最もすてきな曲は2番目のオーボエ協奏曲ニ短調だと僕は思う。
名曲だけに、多くのオーボイストが録音しているが、僕はこのシャンボン盤が好きだ。

第1楽章はアレグロ・ノン・プレスト。
軽く、しなやかなヴァイオリンの序奏。羽毛の軽さと明るさ。
シャンボンのオーボエが鼻にかかっているような、実にイイ音。フレージングも自然で、リズム感も精確で実に心地よい。
オーボエ特有の鋭くきつめの音なのだが、その音の先端部・エッジの部分は丸みを帯びていて、耳に優しい。
爽やかで青みがかった音でもある。例えて云えば、青磁の名品の青か。

第2楽章はアダージョ。この楽章こそ、数ある作品9の2のなかで、絶美の演奏と思う。
伴奏がヴァイオリンのピチカート。これが全く品良く暖かい。その上で、心ゆくまで歌うオーボエの美しさよ。ホンマに綺麗なメロディ。そして歌。
この旋律とハーモニーだけでも、アルビノーニは僕の中で不滅の作曲家だ。
中盤以降、オーボエはますます透き通った響きで歌う。テンポは中庸、速すぎず遅すぎず、実に心地よい。ヴァイオリンのピチカートと、後方で響くチェンバロは上品。ヴィオラやチェロは慎ましい。
シャンボンのソロは背筋が伸びて、堂々たるもの。朗々と響くオーボエは忘れがたい。

第3楽章はアレグロ。
キビキビと晴れやかで颯爽とした音楽。足取りも軽く、バロック協奏曲らしいフィナーレ。曲は短調なのだが、表情は明るく、アルビノーニの活躍したヴェネツィアの青空もかくやと思わせる。


録音は古びてきました。ヴァイオリンなどは、アナログレコードで聴く独特の艶やかさがエエです。倍音成分が多いんでしょう。
ダイナミック・レンジは広くないですし、盛大にパチパチノイズも入ります。でも、その中で音楽がふっくらと息づき、自然で心やすまる音が響いてきます。

これ、CD化されているんでしょうか?
あれば欲しいです。


8月末になって曇天続き。俄雨もあります。
少し涼しくなりました。猛暑もようやく収まったかな?


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