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ワーグナー 歌劇「リエンツィ」序曲 テンシュテットのワーグナー・ライヴより

晩秋のワーグナー特集です・・・いやいや、特集なんてものではなくて、ワーグナーの毒に当たるとついつい聴き続けてしまうだけのことです。
ホンマ、この作曲家は麻薬的な人でありますな。

Niklaus Vogelさんからいただいたコメントで、「リエンツィ序曲」が話題になりました。
そういえば、「リエンツィ」全曲はホルライザーが指揮したドレスデン・シュターツカペレ盤があったが、最近、見かけないぞい。
序曲も、様々なワーグナー管弦楽曲集があるけれど、フィルアップしている盤があまりないような気もする・・・・。

ゴソゴソ探した末に見つけたのは、テンシュテット盤。
これはromaniさんにご紹介いただいたCDでありまして、昨年購入したもの。録音も良く、さすがライヴで燃えるテンシュテットらしい演奏であって、胸が熱くなります。

というわけで、今日はワーグナーの「リエンツィ」序曲。
クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルの演奏。
1988年5月6日、ロイヤル・フェスティバルホールでの録音。
(他の収録曲も素晴らしい演奏なので、是非、romaniさんのエントリーをご覧下さい

さて、この演奏、テンシュテットの深々としたフレージングと燃え上がるような情熱が聴くものを圧倒する。テンポは、実演だけに伸縮自在な感じ、徐々に演奏が熱くなってゆく様子が分かる。

低弦の響きが重厚で、包み込むような柔らかさ。
トランペットのソロはせっぱ詰まったような緊張感にあふれているし、4本のトランペットのアンサンブルも上手い。
ロンドン・フィルは、生き生きしている。オケ全体がヤル気に満ちていて、ヴァイオリン群など必死に弾いているのが分かる。汗が飛び散りそうな熱演。
リエンツィの雄叫び「聖なる魂の騎士」や、二重唱「慈悲への感謝の歌」のところなどは、とても美しく仕上げている。

ロンドン・フィルって、こんなに巧いオケだったかな・・・?テンシュテットと組んだマーラー全集など、オケの性能はイマイチだったように思う。響きやアンサンブルもあまり美しくなかったと思うのだが、このライヴ盤はまるで別物。素晴らしく上手い。ロンドン・フィルの実力発揮と云うところか。

終結部での壮大な盛り上がりは、いわば熱狂的な演奏。テンシュテットも精力的なら、オケも白熱。

録音もライヴのハンディを越えた素晴らしさ。
テンシュテットはベルリン・フィルとのコンビで、EMIに2枚のワーグナー管弦楽曲集(1枚は指環からの)を録音しているが、録音はイマイチだったように思う。
このCDはエエ音してます。
テンシュテットの「リエンツィ」序曲を聴くなら、こちらを採るべきでしょう。


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