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カラヤン/ウィーン・フィルのブラームス 交響曲第3番ヘ長調

さすがに南国の四国といえど、朝晩は窓を閉めていないと寒いくらいになりました。
クラシック音楽を聴くのには、最高の季節です。
(この涼しさ、ジョギングにも最高でありますな)

で、秋のブラームス。

今日は、ブラームスの交響曲第3番ヘ長調。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルの演奏。
1960年、DECCA得意のソフィエンザールでの録音。

カラヤンにブラームス、そしてウィーン・フィルの組合せ。
録音当時、カラヤンはウィーン・フィルと組んで、DECCAレーベルに秀演を遺している。R・シュトラウスやホルスト、それにチャイコフスキーのバレエ音楽など、今聴いても名演だなぁと思う録音が多い。
このCDはドヴォルザークの交響曲第8番とのカップリング。CD初期の廉価輸入盤だったOVATIONシリーズの1枚。

第1楽章はキビキビしたテンポが気持ちいい。カラヤンのブラームスは概してテンポが速く、颯爽としてスタイリッシュ。ハンサムで筋肉質、シェイプ・アップした青年のブラームスといった感じ。
全体的にフレーズは伸ばさず、短く切りつつ音楽が進んでゆく。そして、テンポ指定が遅いところでは、じっくり歌い上げる・・・・これ、いつものカラヤンのやり方で、演出巧みな指揮ぶり。手練手管満載だが、後年のカラヤンのように厚化粧を施してはいない。自然な化粧という感じかな。

第2楽章はウィーン・フィルの木管群の名人芸を楽しめる。ウィーン独特の、クラリネットやウィンナ・オーボエの響きが実に味わい深い。ストリングスの音は、ややきつめだが(録音がオン・マイク気味なので仕方ないか)、品の良い音響空間を作り出している。

第3楽章のポコ・アレグレットは、秋の冷気にふさわしい。
カラヤンのブラームスはサラサラとした感情が流れて、ベタつかないのがイイ。背筋が伸びてイナセな若衆という感じ。カッコ良く、都会的。町の雑踏の中の憂愁・・・・そんな感情がが伝わってくる。
ストリングスはよく歌って、旋律の処理もさすがカラヤン、巧いもんだなぁと思う。

終楽章はウィーン・フィルの極上のアンサンブルを楽しめる。トゥッティの美しさは、何と形容したらいいのだろう。聴き手に快感をもたらすというか、官能を刺激するような豊麗な音というか・・・豊穣の喜びがアンサンブルからこぼれてくるよう。素晴らしい音響。

46年前の録音とはとても思えない、ビックリするほど鮮烈な録音。
DECCAらしい音なのだが、我が家では実に美しく鳴ってくれます。
ホンマに46年前の音かいな?


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