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ビゼーの「カルメン」組曲 オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団で

今日は、ビゼーの「カルメン」組曲。
演奏はユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団。1975年10月~1976年1月、フィラデルフィアのスコティッシュ・ライト・カテドラルでのアナログ録音。RCA原盤。30年前の録音なので、音質はやや苦しくなったかな。

オペラの初演は1875年。演奏会用組曲は後年に編まれたもの。普通は4曲からなるらしいのだが、適宜何曲か加えて録音されているCDが多い。

このオーマンディ盤は、全部で12曲。曲目は以下の通り。

1.第1幕への導入曲
2.アラゴネーズ(第4幕への前奏曲)
3.間奏曲(第3幕への前奏曲)
4.セギディーリャ
5.アルカラの竜騎兵(第2幕への前奏曲)
6.第1幕への前奏曲
7.密輸入者の行進
8.ハバネラ
9.夜想曲(ミカエラのアリア)
10. 闘牛士の歌
11 衛兵兵の交代
12.ジプシーの踊り

こうなると、ほとんど声のないハイライト盤。全く楽しい。

まず、テンポ。速すぎず遅すぎず、中庸で落ち着いたテンポが大変良い。ビゼーの音楽は、旋律が美しいので、セカセカと演奏すると、その美点が伝わらないことがある。オーマンディの採るテンポは、大変心地よい。曲によっては、実にゆったりと演奏するところもある。
サウンドは、フィラデルフィア管弦楽団らしく、(というより、オーマンディらしくというべきか)大変豊満で輝かしい。燦めくような金管の音、ふくよかで透明感のある木管、サワっと優しく肌を撫でるような弦楽、それらが見事に溶け合った管弦楽。個々の楽器も上手いし、アンサンブルとしても最高の管弦楽。これをゴージャスと言わずに何という!
第1幕への導入曲から
第3幕への間奏曲が、ボクは特に好き。このフルートの旋律は、ビゼーが書いた最も美しく懐かしい旋律だと思う。ハープの分散和音に乗って、フルートが静謐でノスタルジーに満ちたメロディを奏でる。やがて、この旋律は他の木管や弦楽に受け継がれてゆくのだが、ボクはこの第3幕への間奏曲だけを聴くことも多い。フィラデルフィア管のフルーティストは誰だろうか、素晴らしいフレージングで、しかも実に巧い。文句なし。

闘牛士の歌は、トランペットが朗々と歌う名曲。録音のせいか、この演奏では右スピーカーの手前でトランペットが鳴る(音場から言えばもっと奥の方でトランペットが鳴らなければおかしいのだが、クローズアップして録っているのだろう)。技量は最高、安心して身を任せられるようなテクニックで、素晴らしい闘牛士の歌が聴ける。

初めに書いたように、録音は少々古びて、高音がやや乾いた感じになってきたのは残念だが、聴き進むにつれてそれを忘れてしまいます。
録音が良い方が鑑賞は楽しいんですが、演奏の素晴らしさは、録音の善し悪しを越えます。
オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団、何と素晴らしいコンビでしょう。


Doblogの長いメンテナンスで2日間、休んでおりました。
少しは軽くなったのかな?
まぁ、所詮は無料のブログサービスなので、こんなもんかもしれません。

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